概要
CV:折笠愛 / 三浦真弓(ラジオドラマ版)
「闘魚の里」に登場するゲストキャラクターで本作のキーパーソン。海賊「逆髪衆」の頭の女房。外見は20代~30代の艶っぽい雰囲気を持つ女性。鱗曰く『べちょっとやらしい女』。
3年前に夫を逆髪衆に殺されてさらわれてきた身で、その後、逆髪衆の頭の妻となった。
逆髪衆の頭に人魚の肉の存在と効能を教えて、逆髪衆の手下たちに人魚探しをさせている。また、湧太等市場で出会った男たちに声をかけて、言葉巧みに人魚探しの手伝いをさせていた。
湧太が人魚の肉を食べて不老不死になった人間だと知り、湧太と鱗に人魚を探させるために鱗の父を刺す。そのときに逆上した鱗に殺害されるが、その後平然と姿を現した。そのことから鱗に不老不死かどうかを追及されると、あっさり白状し、人魚の肉を求める理由も話した。
正体は陸の人魚。本人曰く「二本足の人魚もいる」「海にいるやつら(海の人魚)は私らのこやし」とのこと。3年前から、逆髪衆に殺された前夫の子を胎内に宿していて、赤子を産む滋養のために「海の人魚」の肉を必要としていた。
逆髪衆の頭やその手下たちが人魚の肉を食べてなりそこないに変貌したときに、自分の正体を頭に明かした。その後、崖から身を投げて、人魚の姿に戻って海に還った。湧太たちは最後まで、砂の正体を知ることも気づくことはなかった。