概要
スーパーデッキ・ゼロシリーズ第5弾にあたるDMC-40「ヘヴィ・デス・メタル」にて収録された闇/火文明のゴッド。マナコストはなんと10とかなり重いが、パワーは11000となっている。
「龍神ヘヴィ」をデスの左に、「龍神メタル」をデスの右にゴッド・リンクさせた「トライ・ゴッド・リンク」時の姿である「ヘヴィ・デス・メタル」の中央のクリーチャーとなっている。
闇と火のレインボークリーチャーなのは「龍神ヘヴィ」が闇文明、「龍神メタル」が火文明である事から来ている。
「龍神ヘヴィ」「破壊神デス」「龍神メタル」のいずれにも言える事だが必ず3体をトライ・ゴッド・リンクさせなくてはいけない訳では無く2体だけでもOK。
しかし一度トライ・ゴッド・リンクを成功させた暁には恐ろしいほどのアドバンテージを叩き出す文字通り鬼神の如き働きを見せる。
能力
・スピードアタッカー
・W・ブレイカー
・このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクした時、相手のゴッド以外のクリーチャーをすべて破壊する。
・このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクしている時「ワールド・ブレイカー」を得、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
概要文で紹介した通り破壊神デスのマナコストは10と非常に重く、普通にマナを貯めただけでも最低10ターンは掛かってしまう。そこに相手からの妨害やコントロールが干渉してしまうと更に時間が掛かる恐れもあり最悪一度もバトルゾーンに出せないまま終わる事も十分あり得る。
しかしトライ・ゴッド・リンクを成功させた時の効果はこの重さに見合うものであり
・パワーは23000
・相手のゴッドクリーチャー以外を全て破壊する
・W・ブレイカー、T・ブレイカー、ワールド・ブレイカーのいずれかを行使できる。
・自身を「選ばれる」攻撃の対象から外す
・自身を敵クリーチャーの攻撃対象にする。
・破壊神デスがバトルゾーンを離れた時、龍神ヘヴィと龍神メタルをリンクしてもよい。
と上記の様に敵に対して非常に手痛いダメージを負わせられる。スピードアタッカー持ちである為、デスが登場したターンにトライ・ゴッド・リンクを成功させれば一撃で相手シールドを全滅させる事が可能。ただしシールド焼却では無いのでS・トリガーは使われてしまう点は注意。
しかし敵クリーチャーの攻撃を自分に向けさせる事ができる為、相手は最低でもパワー24000以上のクリーチャーかスレイヤーなどを用意しない限り永遠にクリーチャーを失いつづける事になる。
呪文で除去しようにも「デーモン・ハンド」「スパイラル・ゲート」などは相手クリーチャーを「選ぶ」必要があるため「選ばれない」能力を持つヘヴィ・デス・メタルには使えない。
そうなれば全体除去等で排除するしかないが、ヘヴィ・デス・メタルは闇文明を持つため「悪魔神バロム」でも排除が出来ない。そしてパワー自体もバロムの倍近く差をつけている。
登場した当時は鬼のような効果で猛威を奮ったが現在ではカードプールが豊富になった事で対策も多く登場しているため、環境を取れるとは言えないがそれでも依然として強力なカードである。