神山樹

かみやまいつき

作家・乙一による「GOTH」の主人公。

人物像

GOTHの主人公。

本編では「僕」の一人称でほとんどの語り手を担う。

※ここから先ネタバレ含む

他称される時は「あなた」「きみ」「＊＊君」などとされ、「神山樹」の名が明かされるのは「声 Voice」(GOTH リストカット事件 僕の章　収録)にて。

人間の暗黒面に強く惹かれている少年。猟奇殺人事件の記事をスクラップしたり、残酷な書物を読むことなどを好むが、学校や家庭ではそれを悟られないように普通を装って生活している。しかし、自身を装っていることに気づいている森野夜の前では演じることをやめている。

ちなみに普通を装っている時の彼は「勉強はできないが周囲を明るくする青年」という印象であり、また「子犬のよう」という表現も見受けられる。森野夜には話す人間によって「僕」と「俺」という二つの一人称を使うことを気持ち悪がられている。

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