概要
「キミは観客として、終幕までをしかと見届けるといい。」
「・・・・・・」
「ああ」
空水とは、男主人公の旅人「空」とフォンテーヌの統治水神の「フリーナ」のカップリングタグである。または空フリにも関連。
旅人はプレイヤーの分身であり、旅人一称視点(主観視点類)とフリーナとの対面も含まれる。
旅人が水神に会いに行こうとしたが、向こうからフリーナが会いに来てすぐに条約を機に裁判対決を仕掛けてきた。これが最初の彼と彼女の初対面である。
空水の理由は、主人公デフォ名の空(天空)と神の元素そのものの存在を関連、科学的関連を合わせたからである。
※4章のネタバレが含まれるため、閲覧には注意してください。
出来事(魔神任務)
『白露と黒潮の序詩』
テイワットの情報を得るため各国を回る旅人一行は、フォンテーヌ邸に向かう途中水神フリーナが数人の警察とその代理でありクロリンデを連れ、箱に乗って高らかに旅人を歓迎する。だが、それに関しては悪い噂へと彼女に認識させていた。
そして条約に浮遊物体による禁止を理由に、裁判対決を申し込む。(決闘は怖いことを伏せて。)しかしリネの証明により、負けを認めず笑顔で去っていった。
リネに招待され、エピクレシス歌劇場でマジックショーで旅人たちは歓楽してるところ事件が発生。入れ替えのマジックの最中で死亡者が現れ、なぜか選ばれたマジック体験の女性が行方不明になった。最近起こっている「連続少女失踪事件」と関連されたと判明した時、フリーナはリネが首謀者と告発。その挑発で旅人との再度対決を望んだ。ただ本人の告発は不本意だったが周囲の歓声で期待に応えせざるをえない羽目になり昨夜眠れなかったらしい・・・・・・・・
初めの裁判で先にフリーナが証言、一つ目の確認にアリバイを崩し、2つ目はリネとリネットの出身が壁炉の家、ファデュイの仲間と証言する。弁護する旅人は隠していたリネに言葉がでなかった様子に、彼女は心の中で喜悦な勝利を掲げていた。
だが旅人はもう一度話し合うために一時裁判を中断を望む姿に、騙した相手でも弁護する彼に想像を超えたことに軽く褒め上げる。
後編の裁判で勝ちを確定してる彼女は事件全体をまとめたが、自分の推理が旅人に論破され面食らう。それでも旅人の証言に噛みつき、荒い言葉使いを吐いたり、罵倒までしてまで証拠を証明させるも、結局最終的に敗北を認めた。
ゆえに、旅人達(格プレイヤー)の気持ち通りに分からせてやった。
『ゆえなく煙る霧雨のように』
連続少女失踪事件の黒幕の証拠を見つけ、裁判最中に突入した旅人。
最高審判官を困らせてしまうが、フリーナがそれを許した。これは自分を負かした相手への敬意、またはその有能さを信頼してへの答えなのだろう。
『胎動を諭す終焉の刻』
旅人がヌヴィレットをリオセスリからネロピデ要塞に来るよう呼びに行き、その向かう途中の彼に会う。彼はフリーナと召使との対面でフリーナを助けに行くよう旅人に頼みこみ、これを了承する。フリーナは召使の圧におびえているところ、到着した旅人に屈託のない表情を見せて安心感を得られる。
召使の加圧を、旅人はフリーナの代わりにこちらへ圧を向けさせてフリーナを守ることもしていたため、ヌヴィレットの頼みを応えていた。
クロリンデやヌヴィレットが忙しい中、他の警察に護衛を頼まなく旅人を選んだのは、あの裁判で対決の時、実力を持ち、どんな相手でも助けてくれる人だと確信した上、即座に旅人に助けを求めたのは信頼があったからなのだろう。
『罪人の円舞曲』
予言が描かれている石板を明白へ、フリーナ自身の口から真実を得るために作戦をする旅人一行。
作戦を立てた後の数日、フリーナは民から不満と苦行を浴びさせられ、ポワソン町で一人で泣き崩れかけていた。旅人とパイモンは彼女を見つけ、彼女の心情を問う。そんな時民に見つかってしまい、フリーナと共に逃げて建物へ身をひそめる。
再度フリーナの心情を聞く中、旅人はある言葉を問いかけた。
(分かち合う必要がないとしても・・・
(せめて誰かに相談することはできたはず。
(俺は「見届ける」者だ。俺に相談すればいい・・・!
その言葉に、心が揺らいだフリーナはある情報を口に出そうとした、突如地震が発生し建物の壁が四方八方倒れた。エピクレシス歌劇場の裁判であり、マジシャンとしてのリネが観客に向けてお辞儀をした光景にフリーナは、この状況を理解して再び水神を振舞い始める。
そして告発者である旅人は彼女の前に歩み寄る。
「いいだろう。キミは告発人であり、見届ける者であり、そして僕の運命の相手でもあるということか。」
一章からフリーナが旅人を巻き込んだことでもあるが、裁判での対決を踏まえてのセリフともいえる。ただ、旅人の最後の質問だけは自らの言葉であり、最後の「試し」であったことを聞かれた彼女は、後悔があったとしても最後まで裁判対決を受けて立つ。
旅人達の作戦は成功し、彼女から裁判にあげることができ、真相を突き止めることができた。
彼女の正体は水神ではなかったということ、旅人は途中から察していた真実である。しかし、諭示裁定カーディナルの判決で有罪を含め死刑を宣言する。ただなぜか「水神」と定めていたため、フリーナのことではないことに旅人は困惑していた。
石板を解読し、鯨の災害が発生。そんな時に諭示裁定カーディナルが急激に発光し、死刑が始まってしまった。そんな中旅人は鯨を解決策であるフリーナが最後の質問の情報を得るために助けようとした光景だったが、またフリーナを救いたい行動で真っ先に手を伸ばす。
旅人の指に彼女の涙に触れた途端、ヌヴィレットと共に光に包まれる。
目を覚ました旅人はフリーナが一人で堂々と座っていた光景を見る。そこは、彼女の心であり500年の歴史である。そして500年間水神を演技続けていた彼女は涙を流すほど限界寸前だった。
(終わりが見えない……すごく寂しい……いったい、いつまで耐えればいいんだ……)
この言葉はルキナの泉で聞こえた彼女の心情である。
旅人にしか聞こえなかったこのセリフが、今ここで明かされた伏線であった。
歴史の歌劇の最中、旅人が質問していた言葉が入り込む。途中でこの言葉が入っていたことは、彼女にとっての唯一の救いであり、演技の中いままで相談していなくその一人に相談できたのが旅人である。
そして彼女はその答えを話す…………
「別に、何も言うことはないよ、僕は神、フリーナだ。すべてはうまくいく!」
「キミは観客として、終幕までをしかと見届けるといい。」
「・・・・・・
「ああ
この時旅人はフリーナのことを信じた、500年間ずっと演技し続けてきた彼女だからこその答えであり、感心した瞬間である。
そして彼女は、フリーナであり水神であるという二人の意思が一つとなった光景が見えた。彼女は踊り始め、旅人だけ観客席に座っていた。そして終幕は、彼女の帽子が水神側の剣が落ちると同時に、地面へ落ちた瞬間だった——————————————————
伝説任務
『頌歌者の章』
フォカロルスが天理をだましきり、自分を処刑したあとフリーナは演技から解放され、水神の座を降りて一人暮らしを始める。時間が経ち、旅人はある依頼でフリーナの所へ立ち寄る。
それは一つの歌劇団の最後の仕事で、一人の役者の代わりを求めたこと。
しかし他人のために500年間演技のうんざりなのか、フリーナは断った。
フリーナを説得できなくおちおち依頼主の元へ戻ったあと、役者が依頼主に怒鳴っていたころだった。いろいろと依頼の内容があべこべになってしまったが、無事に終わろうとした途中旅人は花壇の陰からどうしても気になっていた者に気付き、彼女の手を握って連れていく。
原神において、人と人が手を繋ぐモーションは全くない、なのでそれがフリーナと旅人が行った光景は、二人の絡みをプレイヤーの反応を煽る感じにより強く見せつけた。
話が進み、とある男性の役者を探す最中スライムたちに立ちはだかる。
共にいる役者3人はフリーナ、ゆえに水神の力を目を光らせて期待していた。だが自称一般人のため、神の目すらない状態で戦うのは困難であった。
結局は旅人に頼むが調子のいい演技で旅人を頼ろうとした行動に彼は少し癇に障ったのか、
武力ならいけるだろと押し返す。その言葉に耳元で文句を言うが、調子に乗ったことに謝罪し、救いの手を求める。
原神では仲のいい異性は、耳元にしゃべりかけるのが当たり前であり、旅人にこの行動をとるのはとても深い関係を示すであろう。
※現在旅人の言い方がノンデリと言っているほど賛否評論がなっている。しかしあの距離こそが友人ともいえる、事情を知ったうえで、優しくなったり強めな厳しさをすることこそ、彼女の支えになっていると思われる。
逆に優し過ぎると、気まずさをますます心を閉ざしてしまう可能性がある。召使がタルタリヤを使っての圧かけと同じことをするということ。
だからあえて憎まれ口を挟むことにより、フリーナの多少の怒りで気分を整えるための行動である。
関係
フリーナは名高き旅人に対し、マウントを得るため挑戦状をたたきつけ、上から目線を全力で見せつけて来たため、旅人にとって初めて関わりたくない厭らな神になる。いわゆるめんどくさがりとお調子者のネズミとめんどくさがりの犬のような感じの印象が強い。だが彼女の相談相手でもある旅人との絆はより深い関係になった。
2幕序盤でナヴィアが、彼女が負い目をしてるとフォローしたが、旅人は彼女の性格に信用してない反応をしていた。
しかしお互い対立してたうえに、旅人はフリーナに対して好ましくない印象だったが、お互いの性格がわかっているのか、フリーナは旅人に助けを求め旅人はフリーナを守る。あの裁判でいろいろ交わせた描写があった雰囲気を見せる。
フリーナは、最近の裁判で萎えていた彼女にとって、最も対決したい相手が旅人だった。
そして各国を解決してきた彼だからこそ、勝って自分の方が優れてると住民に証明したかったのだろう。
フリーナは調子に乗る度、旅人にマウントを取とろうそしたり、利用したり、ちょっかいをかけたりする。
旅人はめんどくさがったり、むかつくときはマウント返しをする。
限りなくケンカップルに近い関係である。
塵歌壺
フリーナは、自分の花期を伸ばすための面白い話を聞かせてもらいたがっていた。
・「もうここには慣れた?」
フリーナは寂しさを埋めるために舞踏会を開いて、客を招こうとしたが、旅人に断られる。
理由は「大切な人しかここには連れてこない」とのこと、その返事に彼女は嬉しそうで恥ずかしがっていた。舞踏会をなしとして、そのかわり小さなパーティをしたいとのこと。テイワットを二人だけの舞台で見立て、エチュードをすると旅人にダンスを誘う。
・「一緒にお話ししない」
「独り芝居」に飽きて来たらしく(簡単に言えば解放された)、旅人を「二人目の主役」として一緒に演じてもらいたい。そのためにメイクなどをさせてほしいそうな。
旅人自身は断るような反応はしなかったらしい。
小ネタ
男旅人とフリーナにはアホ毛があって大きさではフリーナの方が大きい。
そんな二人を互いに向き合わせると、アホ毛がハートの形ができあがる。
公式が狙ったのかは不明だが、一つのNLカップルとしてのパーツを見せつけられる。
世界任務で手に入る、水仙十字の剣にはウーシア(青黒)プネウマ(黄白)へ切り替えられる性能がある。装備できるキャラは片手剣使いだけ。
そしてその武器は、ウーシアとプネウマの色が旅人とフリーナに近い色になっている。
二人は片手剣使いとしてこの武器は所持できる・・・・・二人のためにあるような武器である。
関連イラスト
旅人一人称視点・主観視点系