CV:森田成一
人物
東のエデンに登場するキャラクター。
セレソンNo.10。
京都在住の30代前半の青年。常にスーツを着ている。
両親が過労で亡くなった後、ノブレス携帯を手に入れた。
派遣社員として薄給でこき使われ、借金をして資格を取っても状況は改善せず、そのことを告発するもニートにまで馬鹿にされたことで、不公正な社会にすっかり絶望した。
何でも「自己責任」の言葉で完結し、搾取を続けている世間に憤りを感じ、自分を馬鹿にした存在に復讐するために『迂闊な月曜日』を演出した。
『11発目のミサイル』で旅客機を撃墜して、奇跡的に生き残った子供2人を除く乗客乗員236名を死に至らしめた大量殺人犯であるが、物部に自分の車で板津を轢くよう仕向けられた際には「僕が人殺しになってしまうじゃないですか」と真顔で動揺をみせるなど、自らが「加害者」である自覚や、人を殺すという想像力がまったく無く、「あくまで自分は被害者である」「自分をバカにした連中に同じ境遇を味わわせたい」という幼稚で短絡的な意識しか持ち合わせていない。
またスーツ姿でいるのも、何時でも採用面接試験を受けられるようにという彼のある意味甘ったれた意識や変革者・復讐者になりきれない姿勢のあらわれである。