人物
弥電学園一階乙組の生徒。温厚で心優しい少年。最強の霊媒師の家系の出身であり、その縁からクラスメイトである霞流括とは幼馴染である。
幼少の頃から霊媒師としてのあらゆる修行をさせられていたが、その修業はどれも虐待染みたやり方であった上に、修行によって弟が命を落としてしまった事で精神的に病んでしまい辛い幼少期を過ごしていた。やがて括に誘われ都会に家出したことで辛い日々の記憶も褪せていったが、やがて忘れてはならないはずの弟の顔さえも思い出せなくなってしまい、その恐怖を相談した括に「俺を撮れ」とカメラアプリで写真を撮るよう促されたことで恐怖に打ち勝った。
その後、括の母の葬儀に出るため付き添う形で帰省し、以前からスカウトに来ていた痣木宵丸の勧めもあって弥電学院に入学した。
電能
受霊器で写真を撮った区画に「窓」を作り出す。
一見すると防御系の能力だが、その本領は空間移動であり、別地点への移動が可能。これにより緊急脱出やあらかじめ用意していた武器を別地点から取り寄せるなどの応用が利くが、何度も窓を作るとその分だけ霊力も消費していく。
また、移動能力に関しては他の乙組メンバーには甲乙戦で発揮するまでは話していなかった。(本人曰く「みんなを信用していなかった」かららしい)