概要
「超人的シェアハウスストーリー『カリスマ』」に登場するキャラクター。
秩序のカリスマ。
センター分けの白髪(銀髪)、眼鏡、赤色の目、黒のハイネック、首に掛けているホイッスルなどが特徴。
プロフィール
「私が正しい」
人物
真面目で潔癖。どんな小さな過ちも許さず、住人の動向をよく見ている。人を注意するときによくホイッスルを吹く。イエローカードを持ち出すことも。注意するときはまず諭す。自分が正しいと信じて疑わない。彼の厳しさは一定の思いやりゆえなのかもしれない。
基本は敬語で話すが、怒るとかなり口が悪くやや暴力的になる。ドラマ3話にて理解の注意を鬱陶しがる猿川にはヘッドロックを掛け、テラをくすぐり「この愚民どもが」と言い放った。また、手洗いうがいを忘れた依央利に「汚物の山カビ太郎」、夜更かしをした天彦に「だらしな山ズボラの助」など、自身の秩序に反する者に対して(一時的に)独特なあだ名をつける。
夜9時には就寝、朝5時半には起床する健康優良児。
恋愛観がかなりウブで純粋。デートを「卑猥」、キスを「ふしだら」な行為と認識しており、単語を言われただけで激しく動揺するほど(ドラマ27話「ふしだらの与一」参照)。しかし、恋愛に対してある程度興味はあるらしい。そのウブっぷりをいじられた結果、ドラマ80話ではセクビュから「ディーティ」(DT)なる渾名を頂戴した。
特技は足つぼマッサージ。
よく食べるものは豆腐。
朝のルーティーンは書き初め、夜のルーティーンは日記。日記にはその日の反省点を書き留めているようだが、そもそも反省点が見つかることがほぼ無いらしい。ゆえに日記はほぼ白紙。
過去にペットとして犬の「ジャスティス」と文鳥の「モラル」を飼っていた。
幼い頃のあだ名は「警視総監」。
一人称は「私」「(草薙)理解」「理解お兄さん」。
対人関係
引きこもりがちな湊大瀬のことをよく気に掛けている。
何にでも反発する猿川慧をしばしば注意している。
ドラマ35話「セクシー相談室」以降、天堂天彦を「先生」と呼び慕っている。
補足・考察(ネタバレ含む)
ドラマ3話「秩序(草薙理解)」にて、すぐに人を注意する厳格・堅物な性格を幼少期から「固すぎる」「融通が利かない」と鬱陶しがられていたことが触れられている。
ドラマ27話「ふしだらの与一」では、ピュアすぎる恋愛観を住人たちに笑われた際、普段なら飲まないワインをあおり、「どうせ私は"昔から"……」とこぼしており、直後に一度だけ一人称が「俺」になった。
理解はこの回でカリスマチャージが100%に達し、初のカリスマブレイクを果たした。ブレイク時のソロ楽曲は「秩序宣言」。続くドラマ28話「カオティックハウス」ではブレイクの反動なのか寝込んでいた。
ドラマ35話「セクシー相談室」では初めてカリスマチャージに失敗している。原因は不明。
ドラマ95話「愛」にて、中神との関係を誤魔化すため「同棲中の彼女と喧嘩中」という設定になった虎姫の恋愛話に過剰なまでに動揺。結果周囲の顰蹙を買い、リビングから追い出された。
続くドラマ96話「勇気」では、勤労感謝の日に(依央利の反対を押し切って)ハウスの家事を住人に分担して行わせるも、家事の不慣れさ+住人達の個性の強さでカリスマハウスは崩壊。依央利を始めとしたカリスマ全員に煙たがられてしまう。
そしてドラマ97話「希望」にて、大瀬の死にたがり癖を止めに動いたところ却って当人を苦しめていたことに気づき、何が正しいかわからなくなった結果人生初の門限破りを犯してしまう。
「正しいこと」を貫こうとしすぎるあまり孤立してしまう性分は幼少からのものだったようで、98話「リカピュア」では、小学3年生の頃、揶揄われている同級生を庇ったところ、周囲はおろか庇った同級生当人にも距離を置かれてしまった過去が明かされた。
しかし、理解を孤立させ中神側に引き入れようと目論んでいた虎姫が、理解の部屋からシェアハウスの改善点を書き連ねたノートを発見。理解が本気で家を良くしたい気持ちを知り、算段が崩れる(中神からの評価か下がる)リスクを承知の上でカリスマ達にノートを開示。カリスマ達はノートの中身に圧倒され、結果朝帰りした理解が見たのは、「理解体操」を笑顔で踊るカリスマ達と、理解に爽やかに「おはよう」を告げる猿川の姿だった。
自分の理想が実現した光景に呆気に取られた理解は、嘗てアジアのカリスマが残した「いつかは突き抜けることができる」「最後にものを言うのは誠意」という言葉を思い返し己の理想を貫くと決意。
それによってカリスマチャージが100%に達し魔法使いブレイク。ブレイク時の楽曲は「MAGICAL秩序☆リカピュア!」。