概要
本や雑誌を表紙の絵やデザインだけで判断して、購入すること。
主に立ち読み防止のためにビニールやシュリンクをかけられている漫画(特に講談社のコミックス)や、活字メインゆえにある程度本文を読み込まないと内容を把握しにくいライトノベルなどの書籍で起きやすい。
そのため、内容をよく知らない状態で買うこの行為は一種の博打となっており、思いがけず至高の逸品に出会えることもあれば、後悔必至の極大の地雷本を掴んでしまうこともありうる。
とりわけ、大抵どこの店でもビニールをかけられており、見本誌も用意されているケースのほうが珍しいエロ本の類は、健全な男性諸氏であれば一度は表紙買いで自爆した苦い経験があるのではなかろうか?
いわゆる夜神月の「はーっ また表紙に騙された…」である。
店側や発行者側にとっても、地雷本による購買意欲の低下や返品騒ぎなどは避けたいので、購入者にとってのハズレをつかませないために裏表紙にあらすじが書いてあったり、簡単な作品解説を書いたPOPを貼ってあったり、場合によってはお試し版の単行本や小冊子を用意して「対策」している。