概要
アニメ「装甲娘戦機」における装甲娘は、LBXの力を得たユニットを装着してミメシスと戦う少女たちの事を指す。
彼女らが得るLBXは各々で異なりそれぞれ固有の特性(例:アサシン=狙撃能力)を持つ。
しかしそうした能力は自動的に取得者にインプットされる訳ではなく、取得者自身がある程度、適応する必要がある。
また、それ用のスーツやユニットは装甲娘毎に予めサイズが決められており、太るなどで体形が変わった場合、体に合わなくなってしまうという難点がある。
登場するLBXユニットは一応モチーフLBXは設定されているものの、ゲーム版と違って元の意匠が解り難い程アレンジされている。
装甲娘の正体について
彼女らの多くは、他の世界から転移させられた一般人である。
遊撃隊をはじめ様々な部隊に分かれている一方で、サヤカのように各地にある基地などの専属となって基地のボディーガードのようなことをする装甲娘や、遊撃隊のように防衛隊の命令に従い、戦地を転々とする者もいる。
ちなみに老婆の装甲娘もとい「装甲婆さん」(おチヨ)も存在し、スーツを着用すると若返る。
携行武器・戦闘などについて
エネルギーや携行弾数には限りがあるので稼働時間の限界や弾切れといった制限があり、装着者の体力にも大きな負担を懸けるなど、強力ではあるが無敵の存在ではない。
ダメージやエネルギー消耗によって限界を迎えた場合、パーツが分解・パージされ装着者はインナースーツのままその場に投げ出されてしまう。
外れたパーツ類も回収しなければそのまま現場に残る為に再使用が出来なくなる。
そういった面でも安全性や利便性に問題がある兵器で、犠牲者も多数出ている。
解析は進められているが、人類側の技術では未知数な部分も多く「アタックファンクション」の機能自体は把握していたものの制御は出来ず、当初は使用すれば全てのエネルギーを使用してしまう自滅機能として扱われていた。
劇中でとある技術者により「消費エネルギーを制限するリミッター」が設定された事でようやく実用的になるが、それでも使用の際のエネルギー・体力の消耗は激しく、使用後はほぼ戦闘を継続出来なくなる。
余談
「装甲息子」がいない事については「大いなる意思」が働いているかららしい。