(簡:谢怜 / シエ・リェン)
プロフィール
通称 | 太子殿下 / 殿下 / 花冠武神 / 哥哥(花城) / 大伯公(鬼市の住人) / 仙楽(君吾) |
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寺院名 | 太子殿 |
法宝 | 若邪 / 芳心剣 |
誕生日 | 7月15日(中国歴6月12日) |
身長 | 178㎝ |
声優(中国語) | 苏尚卿(漫画、ラジオドラマ) / 姜广涛(アニメ1期)→邓宥希(アニメ2期) |
声優(日本語) | 神谷浩史(アニメ) / 寺西はる(アニメ・少年期) |
概要
「天官赐福」の登場人物。本作の主人公。
優しげな顔立ちの美男子で、質素な白い道服に竹笠を背負った道士の格好をしている。穏やかで礼儀正しい好青年だが、虐げられている者を見ると、たとえ相手が権力者であろうと立ち向かう義侠心の強さも持ち合わせている。
800年前に存在した仙楽国の太子であった彼は、天才的な剣の腕から17歳で飛昇し多くの信徒を抱える武神となるが、その数年後に祖国で大乱が発生。「人界に私的に介入してはならない」という天界の禁を破って救国に奔走するも仙楽国は滅亡し、自身も2度天界から追放されてしまう。
その後、800年かけて3度目の飛昇を果たしたが、神官達からは三界の笑い者と嘲笑され、人間達からも疫病神と信じられている。2度の追放時に首と右足首に嵌められた呪枷の封印によって自身の法力が使えない為、戦闘の際は自我を持つ絹布「若邪」を操り、他の神官や花城から法力を借りている。剣の腕は武神の中でも相当高いが、あまり進んでは使いたがらない。
肩書きを気にせず誠実に接してくれる花城を心から信頼しており、親しみを込めて三郎(サンラン)と呼び慕っている。恐ろしい料理の腕前を持ち、これまで数々の猛者が倒れたが花城だけは彼の料理を完食し、褒め言葉と共に助言を贈っている。
四名景の一人、太子悦神(たいしえつしん)。
持ち物
- 若邪(ルオイエ)
謝憐の法宝。自我を持つ包帯状の白綾で、普段は謝憐の手首に巻きついている。彼の指示によって白い毒蛇のように飛び出し、対象の捕縛や保護、時には妖魔などの敵を絞殺することもある。
- 芳心剣(ほうしんけん)
謝憐が所持する細身の黒い剣。黒色の宝石から打ち鍛えたかの如き漆黒の長剣で、剣身の中央には銀白色の線が一筋走っている。稀代の宝剣であることは間違いないが、その詳細は謎に包まれている。