cv:梶裕貴
概要
冒険家アドル=クリスティンが謎の女性「アプリリス」が放った「魔弾」によって変貌した怪人(モンストルム)。
この姿になったことで武器の片手剣が変化しただけでなく、特定のポイントで身体を影と化し一瞬で移動しつつ、ライン上の敵にダメージを与える異能アクション「クリムゾンライン~王者の道~」が使えるようになった。
また、本作のアドルは指名手配されているため髪を黒く染め、首元に赤い布を巻くことで変装している。
手配書の記述
- DEAD OR ALIVE(生死問わず)
- 賞金額:360万ゴールド
- 特徴:真っ赤な髪と黒い外套、片手剣を所持
- 犯罪歴:不明、但し今後重大な犯罪を起こす可能性が極めて高いと推測
- 目撃情報:街の各所で目撃情報あり、日に日に目撃回数は増えている
- 注意事項:他の怪人と行動を共にしている為、今後この人物を中心に何らかの犯罪を画策しているものと推測
アドルとしての手配書
- 賞金額:853万4000ゴールド
- 特徴:真っ赤な髪を持ち、体格は一般的なエレシア人男性よりやや小柄
- 犯罪歴:バルドゥーク監獄からの脱獄
- 目撃情報:なし
- 注意事項:青髪の大男と共に市内に潜伏していると推測、当脱獄者に対しては尋問官による取り調べを行う為、本人生存が賞金の発生条件となる
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ここから先は物語の核心に深く関わるネタバレなので注意!!
物語の終盤、バルドゥーク監獄の地下研究所にたどり着いたアドルたちはそこで驚くべきものを発見する。
それは、「何かしらの装置に保管されているアドル」だった……
その正体はアドル本人ではなく、とある錬金術師がアドルを元に造り上げた「ホムンクルス(複製人間)」。
誕生したのはアドルが監獄に収監された直後であり、本物のアドルは一度脱獄した直後にある人物の裏切りで監獄に連れ戻されてしまっていた。
本来ホムンクルスは人間と同じく赤子の姿で生み出されるのだが、彼はアドルと同じ姿で生み出されたことで肉体が不安定な状態だった。
第8部の終盤でついに限界が来てしまい、スミノフの協力で彼を救うことができたが、その方法とは「錬成によってオリジナルのアドルと赤の王を一つにする」ことだった。
そしてアドルは錬成時に赤の王との対話を果たし、彼の意識と力、そして魂を引き継ぎ融合したのであった。