概要
陰陽師物語とは、『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』内でのシリーズ作品の
ひとつの呼称である。陰陽師でありながら霊が怖いという男・阿部が依頼人や式神などと
繰り広げる珍騒動を描く。
登場回
巻の4 第58幕 陰陽師物語(前編/後編)
巻の7 第112幕 陰陽師探偵団
巻の10 第189幕 陰陽写真日和
GB6巻 第121幕 陰陽師探偵対学校の怪談
GB7巻 第154幕 怪奇トンネル
登場キャラクター
阿部(あべ)
陰陽師。式神を駆使して怪異と戦う陰陽師事務所を開いているが怖すぎるという理由で「おばけ」と呼ぶほど霊が大の苦手で、怖い目に遭うとよく嘔吐する。他にも失神・脱臼などのバリエーションがある。
陰陽師というだけあり式神を出すことは出来るが引っ込めることは出来ない為、事務所の近所では出しっぱなしの式神と思われる奇人変人が闊歩しているらしい。
怪異の原因が阿部の出しっぱなしの式神だったケースもある。
式神を呼び出す際の呪文は「サインコサインボインボイン…ボインったらボイン!」
「サインコサインボインちゃん!」など。
阿部の出した式神のエース。ニャンコ先生ではない。
「ニャンパラリ~」が口癖で、ニャンコルールに基づき「ニャンコール」と言われると出てくる。のどをなでられるのが好き。ニャンニャン幽体離脱、ニャンニャンテレパシーが得意。ぶっちゃけあまり役には立ってないが、阿部よりは怪異に強いので冷静なアドバイスをくれることもある。ときどきニャン見(拝見)やいわニャン(違和感)など無理矢理ニャンを入れた言葉を作る。
鈴木太郎(すずき たろう)
陰陽師物語に登場。霊を退治するために町長からカレーパン1個で阿部に同行するよう雇われた、村で唯一の空手家。
霊は苦手だが、阿部よりは強い。
大江香織(おおえかおり)
陰陽師探偵団に登場。阿部の事務所に自宅で起こる怪現象について相談に来た依頼人。阿部の奇行にマメにツッコミを入れるが、
陰陽師や式神そのものにはちょっと興味があるらしい。
阿部が呼び出した式神達
ニャンコさん
紹介は先述。
リーマン(佐藤3人・鈴木2人)
陰陽師物語に登場。最初に阿部が出した式神。苗字が被りまくっているため阿部に「嫌なフルハウス」と言われた。
営業部に属しているのか、佐藤の一人が話を無理矢理、営業の話に持っていく。
仕事に誇りを持っている。
ブタバナさん
陰陽師探偵団に登場。豚の鼻に、足が4本ついた式神。「ブーブー」言うことにかけては式神の中でも中の上。
負傷した際に「ギブアップ」と叫んだことからおそらく普通に喋ることができる。
ダブルスカート平井 (-ひらい)
陰陽師探偵団に登場。見た目は腰と膝で2つスカートを履いてるオッサンの式神。阿部が出した式神を戻せないので野放しになっており町で噂になっている。本人曰く「歩きにくい事この上なし」
秋葉原行男(あきはばらいくお)
陰陽師探偵団に登場。見た目は完全に2000年前後のオタク。アニメショップの近くに住みたいという理由で阿部の元を飛び出し大江の家に取り憑いていた。何かのアニメのステッキで突く攻撃をしてくる。
ワイルドタイガーウルフ
陰陽師写真日和に登場。式神界では破壊王と称される程の式神。但し腕を怪我するとしじみの貝柱並の強さになってしまう。阿部が呼び出した際は象とカルタ大会をした際に右腕を骨折していた。
囲み細マッチョ(かこみほそ-)
陰陽師探偵対学校の怪談に登場。人で対象を囲んで攻撃するガリガリ体型の式神。
出す人間の腕によって同時に出せる数が変わるらしい(阿部の場合は3体)。
タモンキー
陰陽師探偵対学校の怪談に登場。おばけをタモで捕まえる猿の式神。タバコを吸う。
捕獲じじい
怪奇トンネルに登場。何でもヘッドロックで捕獲することにかけては式神の中でも5本の指に入る。
逆らいじじい
怪奇トンネルに登場。水の流れに逆らう式神。見た目がほぼ捕獲じじい(耳や瞼など細部に違いはある)。
ワレサキニーズ
怪奇トンネルに登場。我先にと現れる5人組の式神で出された指示にも我先にと向かう。呼び出すには相当の気力を消費する。