雪子の恩返し(Destiny.exe)
ゆきこのおんがえし
「雪子の恩返し」はDestiny.exeの隠しエンディング(ゲーム内ではHAPPY END)である。
真エンディングではないため後の作品には繋がらないが、その分どうしてこうならなかったと言わんばかりの救いのある展開であるため、見ておいて損はない内容である。
※大まかなあらすじは「犠牲エンド」とほぼ同じであるため、共通する部分は簡潔に記述する。
条件:最初の教室でまめすけの机を調べる
教室でまめすけの机を調べると、小さな人形が入っていた。(まめすけがすみれのことを思い出していたため、彼女との思い出のものだと思われる)
やや時間を開けて、悪魔により謎の空間に飛ばされる4人とまさみ。
例によって5つの部屋があったが、なんとまめすけの部屋にしか入れないようになっており、その上強制的にすみれの自殺を止めることになる。
(ただしあくまでもシステム上そうなるだけで、他の扉に入ろうとしても「後にしよう」という旨の台詞が流れるのみ)
しかし、運命を変えてしまったことでまめすけ以外の4人は死亡したことを伝える悪魔。
しかしそこに…
「まめすけくん、助けにきたわ…!」
なんと雪子が登場。
まめすけ達への恩返しのために、人形を介して助けにきたのである。
そして、神様からもらったステッキで悪魔を倒してしまう。
悪魔は消えたが、しゅう達が死亡してしまったことに絶望するまめすけ。
しかし、そこにいたのはその死亡したはずのしゅう達であった。
雪子曰く「ステッキには人を生き返らせる力がある」らしい。
もちろんすみれも生存しているまま。
しかし、やはり全てが上手くいくわけではなかった。
「人を生き返らせること」は神の掟を破ることになり、雪子は罰として、1000年間成仏できなくなってしまった。
それでも雪子は自分を犠牲にして助けてきてくれたのだ。
本人も後悔していなかった。
そして現実世界で目を覚ますまめすけ。母からも「全員が無事だった」との報告を聞いて安堵する。
数日後、今のまめすけらの学校に転校してきたすみれとまめすけら4人で仲良く遊ぶ姿があった。
本当にありがとう、雪子さん。
この恩は、一生忘れないよ…!
スターアイランド氏は「このエンドもある意味犠牲エンド(もう一つの犠牲エンド)」と実況内で言っていた。
そして、話が終始まめすけ視点で進むため、しゅうが主人公だということをすっかり忘れていたらしい。(最後のモノローグもまめすけのものである)
そして次作では、主人公がほぼ完全にまめすけに移ることになる。