高井梓紗
たかいあずさ
CV:ゆかな
PSP版『コープスパーティー -THE ANTHOLOGY- サチコの恋愛遊戯♥Hysteric Birthday 2U』から登場したキャラクター。
死線流し
『2U』のEX「死線流し」では、彼女の心の弱さが生み出した惨劇が語られる。
大人びた容姿と雰囲気を装っているが、実は強者に頼ることで自分を保とうとする依存心の強い性格をしている。
かつては後藤敏久と交際していたが、上記の性格から白檀高校への転校が決まった小潮賢太郎の成績優秀さに惹かれ乗り換えようとした過去があり、幼馴染たちの関係には亀裂が入っていた。
校内で出会った岸沼良樹、篠崎あゆみと共に行動し古林蘭と再会することが出来たが、賢太郎の亡骸に憑依した悪霊により、依存対象を次々に変えるその行動が暴露され、冷静さを失って蘭やあゆみに暴力を振るってしまった。
悪霊を除霊し危機を乗り切る(実は賢太郎に憑依してた悪霊がサチコの領域を荒らしていた為、サチコが生意気な悪霊への報復の為に陰から手を貸していた)ことはできたが、その依存心の強さや身勝手な行動と、蘭やあゆみに暴力を振るった事から、その場の全員に拒絶される事になってしまう。
それに耐えられず、精神の均衡を失い、良樹たちの前から走り去ってしまった(良樹は彼女の暴行で怪我を負ってしまったあゆみを守ることで精いっぱいであるが故に、彼女の依存を拒絶することしかできず、「自分にはアイツは救えない、救うのはアイツ自身」と自分に言い聞かせながらも彼女の心を救えなかったことに苦い思いを抱いていた)。
その騒動を見かけたサチコが良樹たちから彼女たちとの出会いの記憶を全て消してしまった為に、良樹たちの記憶から消えてしまった…。
最後は刻命裕也に遭遇している。新しい依存先に依存しようとして、その後刻命裕也に騙されて刺殺されたと思いきや・・・。
コープスパーティー BLOOD DRIVE
『コープスパーティー BLOOD DRIVE』では、秘密結社「マルトゥバの墓」に目を付けられ、教祖継承権第2位に祀り上げられていたことが判明する。
性格は悪くても組織に目をつけられるだけの霊能力はそこそこあった模様。
天神小で掛け替えのない友達を失い、良樹たちに拒絶されたショックにより、天神小を彷徨う内に黒化寸前までに達してしまった。黒化して身体能力向上していたからこそ死線流し編で刻命裕也に殺されずにすんだのかもしれない。
BLOOD DRIVEでは黒化した彼女や死後数カ月経過した人体模型が一緒に岸沼良樹に襲い掛かってくる。
持田哲志達が岸沼良樹を救出した際に彼女の様子を見た主人公たちの副担任からも、「もう助からない」と評される。人体模型も黒化が進んでほぼ動かなくなっていた。
その後は、ある人物に捕えられる描写があるが、黒化でそのある人物よりも怪力を発揮できても正気を失った状態では教祖として組織に連れ変えても意味が無いと篠崎あゆみの追跡を優先して放置された為、彼女が最終的にどうなったかは不明である。
もしかしたら、彼女が言う『ナイト』を今でも求め続けているのかもしれない…
「きゃははははははは!ナイトォ、ナイトナイトナイトナイトォ!」