演:西岡茉奈(如月祭PV版)/生駒里奈(映画版)
概要
16歳、如月学園高等部2年9組。
主人公である持田哲志のクラスメイトであり、密かに想いを寄せている。
篠崎あゆみが提案した「幸せのサチコさん」のおまじないをしてしまい、天神小学校へ飛ばされてしまう。
人物像
勝気で男勝り、男子を口で言い負かしてしまうほど気の強い性格。
そのせいか哲志のことをうっかり言い負かしてしまったりすることもしばしば。
しかしそればかりでなく、ピアノを習っていたり料理が上手だったり繊細だったりと女性的な一面もある。
哲志とは中等部時代からずっと同じクラスになってきた。
口では「うんざりだよ」と言いつつ、密かに哲志のことが気になり始めている。
篠原世以子とは家が近く、一緒に登校する仲。
しかし世以子が抱いている感情には気付いておらず、そのせいで傷つけてしまうことがある。
天神小学校内では男勝りな性格をうまく活かせているとは言いづらく、恐怖と不安とストレスから情緒不安定になってしまう。
ゲーム内での立ち位置
初代版コープスパーティーからの登場人物の一人。
3人で行動していることや年長者として由香に対し気丈にふるまう面が見られるなど、BC版よりは精神が安定している傾向にある。
最終戦闘では、全メンバー中MPが最大で唯一直接攻撃魔法を行使可能な魔法攻撃タイプ。但し攻撃魔法しか使えないために汎用性は今一つ。
BC版以降はチャプター1は最初から、4、5では一時的に操作キャラクターになる。
チャプター1では世以子がいたおかげでそれほどでもないが、その後は事あるごとに精神的に不安定になりがち。哲志と合流することで安定する。
しかし、哲志が行動を誤ると……。
自らバッドエンドに突き進むことは少ないが、物語の重要なキーを握る位置づけがなされている。
コープスパーティー Book of Shadowsでは、操作キャラクターの一人として登場。
時折見える既視感の中から、親友の凄惨な未来を予知。
なんとかして運命を変えようと奔走する。
『コープスパーティー BLOOD DRIVE』でも登場。
天神小で果てた仲間の顔を徐々に忘れていってしまう自分に苦悩する。
そんな時、ケータイに残っていた写真を眺めていると…。
主なネタ、言動、行動
初代での不遇
メインヒロインではあるものの、初代では以下の要因から不遇を囲うことが多かった。
- 直美は持田兄妹と一緒に行動することになるのだが、良くも悪くもシナリオ面で優遇されているのは由香。初代の由香は表情差分が最も豊富でもあるため、それも相まってどうしても不遇感がぬぐえない。
- 音楽室でのピアノイベントでは直美がピアノを演奏して道を開くイベントがあるが、直美死亡時には由香が演奏しているため、その点でも印象が薄くなりがち。
- 初代の終盤では赤い服の少女との戦闘があるのだが、5人の中では一番性能が微妙。(MPこそ高いが使える魔法は攻撃魔法のみでそのコストも高く、何より攻撃魔法は補助魔法によるダメージの増加が不可能であるためかなり微妙な性能に。)
- 全バッドエンディングでの現実世界帰還後の展開では出番がほぼ皆無(Rebuildedではあるエンドで出番が追加)。全員生還のトゥルーエンディングではメインヒロインとしての存在感をフルに発揮しているのが救いか。
そのためかどうかは知らないが、初代コープスパーティーの女性陣の中では容姿が最も進化したと言われている。
特にプロポーションに関してはBC版のコミカライズ以降から特に胸の増量が著しい。
(ちなみに携帯版以降コミカライズ前までは胸のサイズは世以子とそれほど差がなかったためかむしろお尻キャラが強調されてた節がある(チャプター2オープニング参照)。)
BC版以降ではシナリオでの出番や役割もより強化された(映画版では主人公扱いにもなっている)が、その分余計に酷い目にあっているともいえる。
どうして入った…?
チャプター5において、解体部屋の蝋燭の下にトイレがある。そこに入るとイベントが発生し、直美が離脱する。
いなくなっても特に問題はないまま、ある程度シナリオが進行する。
来た道を引き返すと、血の跡が途切れた場所がある。
最初に来たときはそこに入れないのだが、そこを右へ進むと……。
トイレに入ったことを、後悔するだろう。
今までのシナリオを見ていた分、直美の気持ちも理解できるので相当精神的なダメージを受ける。
怖いのが平気な方は、イヤホンをつけて見ることをオススメする。
pixivでの中嶋直美
世以子との絡みが圧倒的に多い。
世以子のイラストにバイオレンスなものが少ないからか、直美のものもほのぼのとしたものが多い。