概要
「Fate/Grand Order」第三特異点封鎖終局四海 オケアノス『嵐の航海者』にて、主人公たちの味方として活躍したフランシス・ドレイクと、前半のボスである黒髭ことエドワード・ティーチのコンビもしくはカップリング。
ストーリー中、黒髭はドレイクのことを「BBA」と呼んで思いっ切りからかう素振りを見せ、度々ドレイクを怒らせていた。
しかし、主人公らに敗北した黒髭は、海賊の偉大な先達としてドレイクを尊敬していたという本当の気持ちを吐露する。そして、そのドレイクによってトドメを刺されたことに満足しながら消滅した。
つまり、散々BBA呼ばわりしていたのは、黒髭なりの照れ隠しであったということになる。
一方ドレイクは初邂逅時、黒髭のあまりの気持ち悪さに一瞬精神的に死にかけた。またその後の「BBA」「無駄乳」といった黒髭の暴言と、船底を爆破されて撤退を余儀なくされた事に対して激昂し
「黒髭とか言ったなテメェ! いつか! 必ず! 何があろうと! 何が何でも!」
「首刎ねて船首にくくりつけてやるからな! 覚えてろバカ! タコ! この……!」
と絶叫していたが、後に語られた海賊エドワード・ティーチの生き方とその壮絶な死に様にはどこか感じ入るものがあったようで、黒髭の消滅時には
「アンタの最期はマシュから聞いた。 その首はきっちり忘れずもって行きな!」
と史実上の彼の死にかけた餞の言葉を贈った。
こうしたことから、二次創作においても、本当はドレイクのこと大好きなのについつい照れ隠しでBBA呼ばわりしたりチョッカイをかけたりしてしまう黒髭がよく描かれる。一方のドレイクは、黒髭のチョッカイを軽くあしらいつつ、時折男前なところを見せ付けて黒髭を赤面させてしまう…などの描写がなされることが多い。