概要
焼肉店センゴクにてアルバイトをしている女子高生(16歳)である。
名前の由来は鯱頭というサボテンが由来。
プロフィール
人物
クールで真面目な性格。焼肉店センゴクのスタッフでは最年少であり、モップより1年先に入った新人。しかし、バイト歴1年の佐倉ヤエより仕事ができる。業務をおろそかにする人にキツく当たり、アルバイト中はひたすらお皿を割りまくる先輩の佐倉ヤエや仕事をサボる劉子玄をよく叱っている。ただし、遠藤まめ吉や、千石エイジなど年上への礼儀はしっかりしている。両親は登場していないが、祖父が登場している。基本的には敬語で話すが、動物や祖父に対しては標準語で話す。非常に常識人で、作中では専らツッコミ役。
佐倉ヤエに対してはよく怒るものの、先輩として尊敬していないわけではない模様。少なくとも、モップやリュウよりは尊敬している様子。
作中でも桁外れの運動能力を持ち、忍者のように店の天井近くまで移動し隠れたり、空から着地して登場したりする。
また、戦闘では爪を使った秘術「鯱頭爪術」を用いる。鯱頭爪術とは、鯱頭家に伝わる暗殺術で己の爪を武器とし相手の救助を狙うのが特徴。己の爪で戦えるのは一部の才気あふれるもののみであるとのこと。特に、奥義「虎の爪」は、非常に強力で、この技を前にして生き残ったものはいないとされているが、5人に3人やら3人に2人は生き残るとか、全員無傷で帰ってきたとか、蚊に刺されたときバッテンつけるのに便利とのこと。鯱頭爪術を使えるのは、彼女の祖父と千石エイジに飼われている猫のミミゲ。子どもの頃に祖父から修行を受けたことが明らかになっており、彼女の運動能力の高さはこれによるものもあると考えられる(ただし、修行中に木を切り倒し祖父から「ぶっちゃけ怖い」と言われていたため彼女自身のポテンシャルが非常に高いこともある)。また、懐に動物の肉球と爪のようなものがついた武器「猫ぱんち棒」を忍ばせており、劉子玄との戦いなどに用いている。
クールな性格は知人に限るものなのか、実は他人と話すのが苦手な人見知りである。というか、クールな性格も表向きに限るもので、普段は冷たくあしらっている劉子玄に対しても、彼女が帰省する際には寂しさで拗ねていたり、へちまが仕事を辞めると勘違いした時も泣いてしまうなど意外にも涙もろく、ツンデレなのである。また、動物が好きで、犬や猫に対してはデレデレになる。ただし、サメやザリガニはダメな模様。
絵心が全くなく、彼女の描く絵は色々と崩壊しており、センゴクのメンバーからもドン引かれている。ちなみに中学の時は美術部だったらしい。
酒に非常に弱いのか、近くで飲酒をしている人がいると感染して酔ってしまう。ちなみに泣き上戸。
テレビでサッカーがやっていると目で追ってしまったり、久々にあった人に警戒心むき出しになったりと、たびたび猫らしい要素がある。彼女がツンデレなのも、忍者のように天井まで飛んだりするのも、猫っぽいといえばそうかもしれない。
店長である千石エイジに対して好意を抱いており、彼と会うと顔が真っ赤になりもじもじとしてしまう。普段は常識人な彼女だが、彼のことになると途端に人が変わり、ちょっとした変化を見ては「イイ！！」と喜んでいる。また、彼のくれるものを非常に大切にしており、折り紙の兜を武装時には身につけたり、〇〇に見えるゴミを額縁に入れて飾っていたりするほど。
対照的に軟派な男が嫌いで、女好きの本実ハレのことは大嫌い。
容姿
黒い三白眼にショートヘアの黒髪。連載初期は現在よりも髪が短く、少年のようなヘアスタイルだった。また、瞳は怒ると二重円のようになる。
身長については最年少ということもありかなり小柄で、遠藤まめ吉が登場するまでは最も身長が低いキャラクターだった。ユン・チウジウの機械が故障したことで、成長し背が伸びた際は「前ならえもできる」と話していたことから背の順も一番前の模様。本人も小柄なことを気にしており「もう少し身長を伸ばしたい」と打ち明けている。また、かなり貧乳に思えるが、着る服や体勢によってはあるのがわかる。
経歴
大山ソウジ、佐倉ヤエと同じ小中学校出身であり、大山ソウジがアルバイトを始める1ヶ月前から焼肉店センゴクでアルバイトをしている。アルバイトをする前にも、焼肉店センゴクに訪れていたことはあった模様。
余談
センゴクのキャラクターは一部を除き植物の名前が由来となっている。
