概要
作者は、覆面うさぎ。
「コミックスマート」が運営しているWEB漫画雑誌「GANMA!」にて連載されているWEB漫画。2013年の創刊と共に配信開始。
単行本発売と同時にアニメ化も決定され、2017年12月17日、GANMA!スマホアプリ内でアニメの配信も行われた。
あらすじ
気弱な大学生、大山ソウジが人生初のバイトとして選んだのは、家から近いという理由だけで決めた「焼肉店センゴク」という焼肉店だった。そんな彼と彼を取り巻く濃い焼肉店メンバー達を描いたギャグ・コメディ。
登場人物
大山ソウジ(モップ)
CV:猪股慧士
気弱で優しい性格の大学生。19歳の本作の主人公。目の下にクマがある。
人生初のバイトを家が近いからという理由で焼肉店センゴクに決めてしまったがために滅茶苦茶な日常に巻き込まれることとなる。もじゃもじゃの黒髪がモップみたいということで周りからはモップと呼ばれている。
モップの名付け親である店長にいたっては、本名すら忘れられていたこともある。
現在は良くも悪くも他のメンバーと同じように焼肉店センゴク色に染まっている。
CV:嶺内ともみ
本作のヒロインで18歳の高校生。後に高校を卒業し、大学に進学した。ピンクのセミロング。
明るく天真爛漫な性格でセンゴクのムードメーカー。しかし、よく皿を割る。
少し天然気味なところもあり、よくボケをかます度にモップとアオイにツッコまれている。
山の上に住んでおり、モップと一緒に帰るときはモップが山の上まで送っていくハメになる。
手先が器用で自分やモップ、アオイのぬいぐるみを作ったり、へちまのクッションを作ったりしている。モップと一緒に働いているうちに、次第に彼に恋心を抱くようになる。何気に女性メンバーの中では一番の巨乳でもある。
CV:武田羅梨沙多胡
本作のサブヒロインで16歳の高校生。藍色のショート。中学生の時はロングだった。
センゴクメンバーの中では常識人の部類に入る。仕事が良く出来ることから店長にモップの教育係を任されている。まだ新人だった頃のモップや皿を割りまくるヤエに業を煮やしよく叱るも、二人との関係は良好。特にヤエとは仲が良く、一緒に遊んだりもしている。店長に淡い恋心を抱いており、店長の前ではいつも笑顔を絶やさない。何気に口が少々悪く、画力は画伯レベルに達している。
店長をよく観察しており、店長のことを事細かく綴った日記をモップに読まれたことがある。
千石エイジ
CV:立木文彦
威厳のある58歳の焼肉店センゴクの店長。銀髪の大男。
「筋肉向上」と叫びながら筋トレするのが趣味。所帯持ち。
豪快且つ朗らかな性格で、センゴクメンバー全員から慕われている。
やるときはやり、ふざける時は大いにふざけるという感じの人物。
仕事の合間によく昼寝をするという店長にあるまじき一面も持つ。
金田へちま
CV:伊達忠智
本業が自動車整備士の32歳の厨房担当。黒いアフロ。
既婚者であり、「けっさく~」が口癖。飄々とした、つかみどころがない性格。
意外と謎の多い人物であり、他のメンバーからはその謎を探ろうとする者もいる。
劉子玄(リュウさん)
CV:篠原郁
片目が髪で隠れている22歳の中国人女子大生。後に卒業…ではなく、留年した。
日本に三年いたからか、母国語である中国語をど忘れしている。茶髪のポニーテール。
破天荒な性格で周りをよく引っ掻き回す。バイトをよくサボるが、仕事は一人前にできる。
老人には優しく、ヤエの次に胸が大きい。
本実ハレ
CV:下野紘
モップの親友で19歳の大学生。明るい性格。
女装すれば本物の女性に見えてしまうほどの美青年。
しかし、おつむが絶望的に弱く、色々な意味でバカ。
遠藤まめ吉
CV:西村知道
孫の小遣いを稼ぐため、モップよりも後に入った新人。88歳の老人で身長が小学生並である。
自身のオイボレ・ジョークを披露するも、ネタがネタだけに周りには受けない。
老人だからか、八時には必ず就寝してしまう。場所がどこであろうと八時になれば必ず寝てしまう。頭のてっぺんから赤い花が一輪咲いているが、これが本物なのか髪の毛なのかは不明。
射場ナオシロ(オシロー)
モップと同じく気弱な25歳の青年。周りの視線が苦手なために変な動物の被り物をしており、終始素顔を見せたことはない。まめ吉よりも後に入った。
周りからはオシローと呼ばれている。ヤエとアオイによくいじられる。
大山シズカ
CV:伊藤静
モップの母親。40歳の元ヤンキー。
姉御肌な女性でモップをよくからかう。
大山ソウイチロウ
CV:保志総一朗
モップの父親。39歳の病弱なサラリーマン。メガネをかけている
髪型が息子そっくりであり、モップの髪型は遺伝であることがうかがえる。
金田ヤヨイ
へちまの妻。28歳の元センゴクメンバー。基本しっかり者だがヤエに匹敵する天然ドジ。
金田モミジ
へちまの娘。3歳で口癖は父と同じく「けっさく」。3歳児とは思えないほど大人びている。
一里見ヒトミ(マダム)
センゴクによく来る女性客。リュウのことを気に入っている。独身。
練々マリー
時々登場する22歳の謎の女性。ハレの想い人。
全てが謎に包まれており、登場する度にお姫様、チョコ売りの少女、密猟者、アナウンサーへと姿を変える。何のために存在しているのかも不明である。
佐倉ナナエ
ヤエの母親。髪型以外は娘にそっくりな姿をしている。
ヤエの天然気味で裁縫が得意なところは母親譲りであるらしい。
初期の話にも登場はしていたが姿は長らく見せなかった。
八丈島アシタバ
没キャラその1。ヤンキー女でヤエの次に皿を多く割っていた。
アオイをいじめるキャラであったため、作者に存在を抹消された。後にヤンキー部分はシズカに吸収された。
武口カモク
没キャラその2。厨房のバイトだったが今はやめている。
無口で会話はジェスチャーで行う設定だったが、つまらないという理由で抹消された。