概要
Final chapter「輪廻」のボス。
鳳来ノ国の首領。肌も髪も白く、少女のような顔つきと老婆のような深い皺を持つ年齢不詳の女性。仏鉄塊「田鳧」に搭乗する。かなり独善的な性格で、人類が正しい道を歩めるよう管理することを己が使命としている。そのため、その過程で犠牲が出ても一顧だにしない。
元々は僻地の小国である鳳来ノ国の指導者にすぎなかったが、ある日地中より「産土神黄輝ノ塊(通称:石のような物体)」を発掘。超能力者だった彼女は、石に残された強烈な残留思念を感じ取り、その思念を「神の啓示」と解釈した。そしてそれ以来、石の力を持って、小国だった鳳来ノ国を各地を制圧する程に拡大させる。しかし、石の根本的な部分を理解できないまま石と同調したため、暴走して狂気に取り憑かれる。そして、石の力を完全に己のものにしようと「石のような物体」に制御装置を取りつける。そして、鳳来の国の地下中枢にて森羅達を迎え討つ。
「お前たちを生かしているのはこの私。正しき道を歩めるようにと‥‥だが、お前たちはそれが理解できぬというのか?」