下記には本編ストーリー、ラビチャ、ラビTVのネタバレが含まれますのでご注意ください。
概要
スマートフォンアプリゲーム『アイドリッシュセブン』の登場人物、十龍之介×六弥ナギのBLカップリング。
容姿・能力ともに優れたナギは今まで男性に妬まれ憎まれてきたという経験から、メンバー以外の男性には素っ気ないという設定がある。中でも龍之介に対する対応は、一部メンバーから「塩対応」とも言われるほど特に当たりが強いが、なぜ龍之介にだけ特別冷たいのか、その理由は未だ明らかにされていない。
二人の共通点
兄弟が多い
龍之介は四人兄弟の長男であり、ナギも「兄弟がたくさんいる」と話している。
故郷を離れてアイドルになった
龍之介は沖縄から上京し、ナギも祖国である北欧の小国ノースメイアから日本にやってきた。
仲裁役
作中では様々なトラブルが起こるアイドリッシュセブン。そのなかでもメンバー同士の衝突は必ずといってもいいほど起こる。その時、仲裁に入ることが多いのがこの二人である。
アニメ版「閉じられる扉」では、それぞれのグループで龍之介とナギが揉めているメンバーを仲裁している場面を見ることができる。
しかし、3部にて二人が衝突する場面がある。いつもは仲裁役であるはずの二人を仲裁するのに他のメンバーは一苦労する。
龍之介はバイリンガル、ナギはマルチリンガル
ホテルでアルバイトをしている頃に外国人のお客さんと話しているうちに日常会話レベルの英語を覚えたという龍之介と、英語のほかにドイツ語、ノルウェー語、フランス語、イタリア語、日本語、中国語が話せるナギ(後にうちなーぐちもマスターする)。
本当の自分を偽っている
本当はセレブではなく沖縄の漁師の息子だということを隠してアイドル活動をしている龍之介と、ノースメイアの王子であることを3部時点でメンバーにも話していないナギ。
数字の意味
七瀬陸 → 陸(大字) → 六弥ナギ
九条天 → Ten(英語) → 十龍之介
3部で大和から大字を教わったナギは、七瀬陸の「陸」には自分の「六」という意味があると気づく。そして、自分が居なくても陸さえいれば、自分たち(IDOLiSH7)は完璧なままでいられる等の言葉を述べる。
龍之介に関しては、詳しく述べられているか不明であるが、奇しくもそれぞれのグループのセンターが自分たちと同じ数字を持っているのは、偶然なのか必然なのか。
二人の対照的な点
瞳の色
龍之介は金(黄)色、ナギは青でお互いの担当カラーの対になっている。
出身地と体質
龍之介は暑い土地出身の寒がり、ナギは寒い国出身の暑がりである。
実家
ノースメイアの王子であるナギと借金を抱えた沖縄の漁師の息子である龍之介。これだけを見れば、富裕層と貧困層で生まれた環境が全く違うと考えられる。
セクシー&・・・
TRIGGERのセクシー&ワイルド担当である龍之介。沖縄で龍之介のCMを見た一織は、「六弥さん、ライバルですよ」とナギに言う。しかし、自分はセクシー&エレガントで被らないとあっさり否定する。
女性関係
ナギはプロフィールで好きなものに「女性」と答えるほど、女性に対して好意的な発言が目立つ。対して龍之介は女性に苦手意識があると窺える発言が見られる。
ストーリーの中では、甘い言葉ですぐ女性を口説くナギと、マダムにベッドへと強引に誘われ焦りながら断る龍之介を見ることができる。
家族に対する考え方
家族はわかりあえると信じている龍之介(3部15章5話)と、たとえ家族でも他人以上に深く憎しみ合うことはあるというナギ(1部12章SS①)。
ちなみに、龍之介の両親は離婚している。どういった経緯で両親が離婚したのか、なぜ母親が沖縄のホテル王と再婚したのかは明らかになっていない。
龍之介の口から家族の話はよく出るが、漁師である父親と3人の弟たちの話が多く、母親と再婚相手の話はほぼない。義父のホテルの3周年記念パーティでTRIGGERが新曲を披露する予定があったことなどから、龍之介(または八乙女事務所)と義父も仕事上で付き合いがあることが窺える。1部11章SS③では龍之介が一番上の弟から「一番下の弟が、母さんと一緒に兄さんもあっちに盗られたんじゃないかと心配してる。仕事だから仕方ないってわかってるけど」と言われている。
また、ナギも父親と母親の話を何度かメンバーに話しているが、兄弟については「仲が悪い兄がいる」とだけラビチャで話をしていた。本編四部ストーリーでは、そのナギと兄との関係が大きな焦点となる。
本編での二人
2部
自分たちの知らないところでとはいえIDOLiSH7の曲を奪っていたという罪悪感、そして「ケチのついた曲は歌わせない」という事務所社長の意向から『NATSU☆しようぜ!』を歌おうとないTRIGGERの龍之介とナギが対峙する場面。ナギをみかけた龍之介は開口一番「相変わらず目が覚めるような美人だなぁ……楽と天のビジュアルに慣れた今でも君みたいなイケメンをみると緊張しちゃ……」と話しかけるが、推しアニメのグッズ予約戦争で忙しいナギには「STOP!話しかけないでください!」と辛辣な対応をされている。しかしその後、当たりの強い言葉ではあるがナギは龍之介を激励している。(16章2話)
3部
3グループで合宿して曲を作るという企画の話し合いの中で、龍之介はナギに「ネタといえば、ナギくん、語学力がすごいんだって?」と話しかけ、ナギから「何故ネタといえばなのですか?ワタシの優秀さはネタではありません」と塩対応されているが、その流れで龍之介の故郷の方言であるうちなーぐちをナギが習得できるかという話になる。自分に覚えられない言語はないと豪語するナギに、龍之介はうちなーぐち講座を始める。(8章3話)
待遇面での不満から事務所の移籍を希望している売れっ子女性シンガー・花巻すみれからの相談を受けている最中、龍之介は偶然ナギと出会い、口論になる。彼女の移籍について慎重な姿勢をみせる龍之介に「ビーストではなくチキンを名乗っては?」とナギが煽るが「ひどいな!?でも、口喧嘩はしないよ」とやんわりあしらわれている。
その後、移籍問題に巻き込まれスキャンダルに発展し、バッシングを浴びる龍之介のために楽から事実を証言するよう求められたナギはそれに応じようとするが、ナギを巻き込みたくない龍之介に「子供がでてくる話じゃないっていってるんだ!」と怒鳴られ、ナギは機嫌を損ねる。(9章2話、5話)
月雲了の策略により誘拐されたTRIGGERをRe:valeとIDOLiSH7が捜索する場面では、複数の男に監禁された龍之介をナギが単独で華麗に救出する。その際、ナギはうちなーぐちを使って龍之介にだけ伝わるよう脱出のための指示をした。
うちなーぐちをマスターしたナギは、酔った龍之介のうちなーぐちを理解できる、現時点で唯一のアイドルとなった。(11章2話)
ちなみに、龍之介救出後の二人のやりとりを「願いはShine On The Sea/龍之介」のラビTV2話で読むことができる。ナギが龍之介をどう思っているか、そして龍之介がナギをどう思っているかがわかる重要なラビTVなので、入手した際はぜひご覧ください。
ラビチャ、ラビTVでの二人
モンジェネ&シクナイCD特典
ナギの瞳の色が気になり、しきりにナギに話しかける龍之介
レオパ/龍之介
ナギの瞳が好きなので近くで見せてもらいたい龍之介
平凡な日常/龍之介
語学が堪能なナギについて話す英語が話せる龍之介
アイナナ学園/龍之介
ナギと砂場でお城を一緒に作った龍之介
ラブゲ/龍之介
ユニットを組んでみたい相手にナギをあげる龍之介
MATSURI/楽
龍之介が見て泣いていたというアニメが気になるも龍之介に直接聞かず楽経由で聞き出そうとするナギ。楽にも本人に聞いた方が早いと言われている
雪景色の旅/楽、龍之介
ナギに挨拶をしたが無視された(?)ことについて話す龍之介と気づかなかっただけと言い張るナギ
TRIGGER警察/龍之介
TRIGGER&Re:valeの打ち上げに酔った龍之介の通訳としてアイナナメンバーがいない場に一人呼び出されるナギ(この時点ではまだうちなーぐちは覚えていない)
ホワイトデー/ナギ
龍之介の女性経験について辛辣な予想を持つナギ
バレンタイン/龍之介
ナギによって手のひらにアイナナメンバーの誕生日を書き込まれる龍之介
モンパレ/ナギ
紡に龍之介と仲が良いと言われて「向こうが勝手に距離を縮めてくるだけ」と素っ気なく否定しているナギ
メルドリ/龍之介
お魚とここなを一緒にしてはいけませんと怒られる龍之介
大正ロマン/ナギ、龍之介
アイナナでラブゲものまねをして自分が龍之介役をしたときの動画を龍之介に送るナギ
ラスディメイベント報酬
ナギに教えてもらった顔文字を使う龍之介
ナギ日和
楽とは仲がいいのに龍之介には塩対応するナギ、ナギと友達になりたい龍之介、龍之介にハイビスカスを送ろうとするナギ、ナギに「いま幸せ?(Are you happy?)」と聞く龍之介
願いはSOTS/龍之介
本編3部11章でナギが監禁されていた龍之介を助けたあとの会話
White Special Day/龍之介・ナギ
寒いのが苦手な龍之介に、たまたま通りかかり三月に言われたからという理由でホッカイロをたくさんわけてあげるナギ
フォトジェニック生活/龍之介
「マリンチーム」と聞いて誰を思い浮かべるかという質問にナギと答え、瞳の美しさを褒め、海の向こうから来たことを実感し、つい見とれてしまうという龍之介