ハブユーピッ、エーンニュラァイ
『ドラゴンズドグマ』の登場人物、イクバールおよびアッサラームの台詞で、特に後者の台詞として有名である。正確には"What will it be today?"で、翻訳すると「今日はどうする?」となる。
アッサラームは、旅の拠点となる領都グラン・ソレンの宿屋の主人であり、宿泊はもちろんのこと、倉庫管理、スキルの習得や装備、転職など、ゲーム中最もお世話になる人物と言っても過言ではない。特に転職は彼のところでしかできないため、ゲームを進めていく上で彼のお世話にならないことはまずあり得ない、とさえ言える。
彼に話しかけ、コマンドを切り替えるたびにこの「オバダビィトゥデイ」という台詞を嫌というほど聞くことになるのだが、その頻度故にゲームクリアする頃にはこのセリフを脳内再生できるようになってしまうプレイヤーも多いのではないだろうか。
なお、本作は人物に話しかけると好感度が若干上昇するため、普通にプレイしているだけでも、アッサラームの好感度はガンガン上がることとなり、ヒゲのオッサンが頬を染めたり、ピンク色のオーラを背負ったりする事態が発生する。
この現象は、武器の購入や強化で散々お世話になる武器屋キャクストン(これまた髭面のオッサンである)にも起こり得る。更にそのままゲームを進めていくと・・・その先は各自の目で確かめていただきたい。
ウッ・・・
オッサンが頬を染めるのが気色悪い、その先に待っているものを回避したい、などの理由から好感度を下げたいというプレイヤーの為の救済措置は一応あるのだが、領都グラン・ソレンで住人に攻撃を仕掛けると、衛兵に捕らえられ、投獄されてしまう。
投獄されずに好感度を下げる方法としては、抱きかかえるコマンド(実際には抱きかかえが発生せず、尻や股間を撫でているような動作になる)の実行、近くで武器を構えるといった方法があるが、後者の場合は周辺に他の住人がいた場合、その人物の好感度も一緒に下がってしまうため要注意。
ストーリー一周につき一度しか出来ないが、護衛クエストを受注して野外に連れ出してから好き放題投げ飛ばしたり(一投ごとに好感度減少)、攻撃して殺害(クエストは失敗になるが、好感度が最低になる。時間と手間はかかるがちゃんとリスポーンする)してしまうのも手である。
あまりにも被害報告が多かった為か、DA以降では移植版も含めて公式から名指しで彼の好感度は話掛けるだけでは上がらない仕様に変更された為、意図的に好感度を上げる行為をしなければ被害に遭う心配はなくなった。