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覚者

かくしゃ

カプコン製アクションRPG『ドラゴンズドグマ』の主人公のことである。
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概要編集

ドラゴンに心臓を奪われた人間。英語では「 Arisen(アリズン)」。

様々な出自を持ち、『ドラゴンズドグマ』の主人公も漁村に暮らす一介の漁師であったが、突如襲来したドラゴンに立ち向かった事で心臓を奪われ、村の外でこう呼ばれることとなる。

心臓を奪われた瞬間から不老の身体となり、他の者では絶対に倒すことができないドラゴンの命を奪うことが可能となる。

ただし不老であっても不死ではないため、多くの覚者はドラゴンに立ち向かう前に命を落としてしまう。

仮にドラゴンと相見えたとしても、人間と竜、その力量差は絶望的とさえ言えるものである。

覚者となる事で、戦徒(ポーン)と呼ばれる人ならざる戦士たちを従える資格を与えられ、特に専従ポーンとなる「メインポーン」とは相棒のような関係になっていく。


自由なキャラクターメイキングが可能であるため、性別や容姿はプレイヤーによって全く異なる。唯一、心臓を奪われた際についた胸元の傷跡はどのようなキャラメイクでも共通している。

プレイヤーが直接操作することになるキャラクターであり、ポーンにはつくことができない混成強化職「アサシン」「ミスティックナイト」「マジックアーチャー」を選択可能。

公式によるとマジックアーチャーが最強の職業であるようだが、非常に癖の強い職でもあり、他の混成強化職はもちろん、基本職・上級強化職もそれぞれ独自の強みを持ち、全体的に大きな格差は存在しないため、自分のスタイルに合った職についているプレイヤーがほとんど。

作中、ポーンたちからは「覚者様」と呼ばれ、敬語で話しかけられる。

人類の脅威であるドラゴンを討伐可能な存在であることから、他の登場人物からもおおむね“勇者”のように扱われるが、地位の高い人物からはゴロツキ同然と見られる向きもある。

初代タイトルの舞台となるグランシス地方を治める領王エドマンも覚者であり、かつてドラゴンを討伐したことで王となったと言われている。この他にも数人、主人公以外の覚者が作中に登場する。

また、アバターでありながらほとんどのムービーシーンで掛け声を出したり、悲鳴を上げたりすることがある。


ドラゴンズドグマオンラインにて編集

前作とは世界観そのものが異なり、その立場も異なっている。

竜に心臓を捧げ、不老の体となっている点では同じだが、竜と敵対関係ではなく、むしろその守護者として存在している。

彼らが力をつけていくことで、白竜の力が取り戻され、白竜の力が増せば、彼らの力もまた増す、という関係であることが作中序盤で語られている。そうすることで白竜、ひいては大地の力を取り戻し、世界に平穏を取り戻すのが彼らの使命である。

白竜によって今なお多くの覚者が選ばれ続けており、覚者によって構成された戦闘部隊や、覚者によるクランなども存在するようである。


関連タグ編集

ドラゴンズドグマ

Dragon'sDogma

メインポーン

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