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83OC-352

はちさんおーしーさんごーに

SPEEDOブランドの競泳水着。ファーストボディスーツと呼ばれる型式の一種。
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概要編集

2003年、当時ミズノと契約していたSPEEDOが開発・製造したレディース用競泳水着。日本では同年4月15日発売開始。


胸部中央を僅かに残して縦にシーム(継ぎ目)を入れ、左右胸部を鮮やかなグラデーションで覆ったデザインが特徴。一部カラバリは全体が同一カラー。

鮫肌を模したウロコ模様も特徴のひとつ。


詳細編集

商品名は「fast・skin ex」。カタカナ読みするならば「ファストスキンex」であるが、ミズノによる商品名表記において「ファーストスキンex」と記されたものがあり、表記揺れが生じている。


『より動きやすく』をコンセプトに、競泳用水着の中心ユーザーであり次世代の競泳界を担う高校・大学生の水泳部員をターゲットとして開発された。

前モデル「ファーストスキン」の着心地のきつさを改良して生地の伸縮性を高め、若年層スイマーの成長過程にある身体の動きを妨げない適度なフィット感を実現した。

特徴的なシームは筋肉を腱のようにつなぎ、体の動きをサポートしながら水中での抵抗を減らす効果がある。また細かなステッチ(縫い目)によってあらゆる動きに対応することでソフトな着心地と卓越したフィット感を生み出している。


メーカー希望小売価格は税別11,000円。


本体素材は「アクアブレードⅡ ex」。ポリエステル80%・ポリウレタン20%で構成されている。

2003年12月発表以降のモデルには、透け防止のため、セラミックの粒子を加えて光反射による透け防止性を高めた芯鞘構造の糸を使用した素材「アクアブレードW ex」を左右胸部に部分使いしている。こちらはポリエステル85%・ポリウレタン15%で構成。これにより黄色やピンク色など鮮やかなカラバリが追加された。


発売以降もカラーバリエーションの追加や改良が行われていたが、翌2004年にミズノとSPEEDOは共同でアテネオリンピックへ向けて新モデル「ファーストスキンFS2」を開発・発表。これが台頭していくにつれて83OC-352こと「ファーストスキンex」は代替わりの時期を迎え、徐々にその姿を消していった。


カラーバリエーション編集

型番の下2桁がカラーの番号を示している。以下は一例。

83OC-35222:ロイヤルブルー×ブラック

83OC-35262:レッド×ブラック

83OC-35265:ローズ×ブラック … 本記事メイン画像のカラー

83OC-35286:R.ブルー×ピンク×レッド … 鮮やかな色使いで、グラビア衣装としても人気

83OC-35287:ネイビー×ターコイズ×イエロー

83OC-35288:Nネイビー×ローズ×イエロー


発売時期により右胸部のロゴにも「SPEEDO」(大文字)・「speedo」(小文字)の差異がある。


関連イラスト編集

競泳水着プールサイド


姉妹品編集

ファーストスキンexには、水着の下部がハイレグ形状の83OC-352の他、水着下部が膝の上まであり俗にスパッツ型競泳水着と呼ばれるレッグスーツ(83OC-351)や、水着下部が足首まであるフルボディスーツ(おそらく83OC-350と思われる)もある。


余談編集

漫画・アニメ『ケンコー全裸系水泳部ウミショー』に登場する海猫商業高校の女子用競泳水着のデザインが83OC-352によく似ており、モデルとなった可能性が示唆されている。

ウミショー


関連タグ編集

競泳水着

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