アテネオリンピックとは 2004年の夏季オリンピックである。
概要
2004年8月13日から8月29日にかけてギリシャ・アテネで開催された。ギリシャでの開催は第一回以来となる108年ぶり2回目となる。
競泳ではマイケル・フェルプスの１大会６個の金メダル獲得、イアン・ソープはそのフェルプスとの対決を制し２個の金メダル獲得。
日本選手団は男子競泳での北島康介の金メダル獲得や、女子マラソンの野口みずき優勝、ハンマー投げの室伏広治の繰り上げ金メダル、柔道の谷亮子の連覇と野村の３連覇さらに井上康生のライバル鈴木桂治の金メダル、女子レスリングの伊調・吉田・浜口のレスリング３人娘、体操男子は２８年ぶり団体金メダル奪還など大きく健闘した。また、バスケットボールでアルゼンチンがアメリカ合衆国のドリームチームを下し、金メダルを獲得する番狂わせが起きた。
日本の獲得メダル数としては、当時史上最多タイの金メダル１６個 当時史上最多のメダル総数３７個だった。
男子マラソンで途中まで１位だったパンデルレイ・デリマ選手が、乱入者に妨害されて一時的にコース外に押し出されペースを乱され失速、最終的には銅メダルを獲得したが前代未聞の事件となった。
数年後ギリシャが財政破綻した原因のひとつといわれるため、オリンピックの経済効果で議論になることがある。
話題となった人物・発言など
アニマル浜口…レスリング女子72kg銅メダリスト、浜口京子の実父で元プロレスラー。「気合いだー！」と連呼して娘を鼓舞する姿が話題となり、大会後メディアでも引っ張りだこになった。
チョー気持ちいい…金メダル後のインタビューで北島康介が叫んだ発言。この年の流行語大賞にもノミネートされた。
関連項目
栄光の架橋…ゆずの楽曲で大会中、日本のテーマソングとして使用された。オリンピックシーズンになると今でも使用されることがある。
