概要
ロシアのデジニトクマッシ設計局は、過去にAS-VALやVSSと言った消音銃器を開発していた。
しかしながらこれらの銃は、主力小銃弾である5.45x39mm弾では無く9×39mm弾を使用しており、弾薬のコストが大きかった。
そこで、同じ弾を使う非消音銃器の販売によって9×39mm弾の生産拡大を促し、量産効果によって値段を下げてやろうという思惑で開発されたのが、本銃である。
大口径銃弾の使用により小型軽量ながらも威力を確保出来た事から、不純な動機の割に高い評価を受けている。
ロシア国内軍に採用された他、5.45x39mm弾はじめ様々な口径のモデルが輸出用として販売されるという、若干本末転倒な事態にもなっている。