詳しくは「StG44」へ。
MP43・MP44・StG44と複数名前があるが全て(ほぼ)同じ銃である。
概要
第二次世界大戦後期のドイツでは、弾薬を新たに開発してより実情に則した新型の自動銃(アサルトライフル)を製造する計画を立てていた。
ところが、肝心の弾薬の新規開発するという段階で総統閣下が「非効率的である」と待ったを掛け、計画は潰えたかに見えた。
そこで、開発を担当していたアルベルト・シュペーア軍需相が総統閣下に「短機関銃(Maschinenpistole)だから問題なかろう」とだまくらかす為に『MP43』と名付け、総統閣下の目を盗みつつ戦場に送り込んだ。
騙された形となった総統閣下は激怒した(らしい)が、結果的に強力な武器を手にする事となった将兵たちはこれを歓迎し、総統閣下も彼らの意を汲んで「これは新種の銃(Sturmgewehr:突撃銃)だ」と大いに喧伝したという。
最終的に、この銃はStG44と名付けられたため MP43 MP44は仮の名前(それも総統の意に反したカモフラージュのための名前)となってしまったものの、これによって多くの突撃銃が戦場に送られた事実を鑑みると由緒ある名前と言えるかもしれない。