概要
御伽龍児の父親にして最新ゲーム店ブラッククラウンのオーナー。過去に双六と千年パズルをめぐって危険なゲームに挑んだ結果敗北して老化してしまい、息子である龍児に復讐をさせようと計画していた。そして龍児が作ったゲームであるD.D.Dに遊戯がトリコになったことでピエロのふりをして万引きの濡れ衣を着させて千年パズルを奪い、さらに仲間達が入ってこないようにガードマンに命令し、D.D.Dに不慣れな遊戯の完全敗北を目論む。しかし逆に龍児が不利になったことで計画が狂い、双六への怨念の力で千年パズルを破壊し遊戯に大ショックを与え、闇遊戯の記憶を消した。後に龍児が有利になった事もあり、彼こそが千年パズルの所有者に相応しいとパズルを組み立てさせた。だが千年パズルを砕いたことが裏目に出てバクラがガードマンを突破して遊戯の味方をすることになり、結果的に龍児が敗北してしまう。素直すぎる龍児を切り捨てて遊戯に双六との戦いで使用したゲームで呪いをかけようとするが、パズルの力に見せられた幻惑によるどさくさで蝋燭を倒し、誤って自身の店に火事を起こしてしまう。そして、遊戯や龍児に必死で救出されたことに改心し、消防隊にパズルのそばから離れられない遊戯を何としてでも助けてくれるように懇願した。
D.D.D編における黒幕的な存在だが、息子を利用しないと双六への復讐を画策できなかったり、パズルの力に簡単に惑わされる等、決してゲームの技量は高いとは言い難かった(息子の方が優秀だったり、双六があまりにも強すぎたのもあるが)。
アニメ版では彼は登場せず、龍児の私怨の理由が上記のものになったり千年パズルを奪われなかった遊戯が闇人格にかわっていたり、ブラッククラウンが火事にならなかったりと大幅な変更点があったが、かわりにマリクに洗脳されたキースが千年パズルを奪う等の行動を取ったアニメオリジナルエピソードが登場している。