曖昧さ回避
概要
『PARANOIAC』とは、2012年3月14日に「うり」氏によって製作されたフリーホラーゲームである。RPGツクールVX制。
2015年1月に実写映画化され、2019年6月11日にはリメイク版が公開された。
殆どの部屋が施錠された家の中を、化け物から逃げ回るホラーゲーム。
謎解き要素は無いがこのゲームのメインは鬼ごっこであり、一部のユーザーからは鬼ごっこがかなり鬼畜だと言われている程。人によっては不快に感じるストーリーや描写があるので、プレイ動画を見る人やプレイする人は注意。
また、エンドが2種類用意されており、物語中の分岐でグッドエンドかバッドエンドか決まるのでプレイ時は両方のエンディングを見る事をオススメする。
英語・中国語・韓国語・ポーランド語・スペイン語に翻訳されており、日本だけではなく海外のユーザーにも遊ばれており、YouTubeには外国の人が投稿した実況動画も幾つかある。
映画版は製作者ツイッターによると、「映画版は、映画は独立した作品と思って頂いた方がいい気がします。」との事なので、映画を観る場合は注意。
あらすじ
恋愛小説家である高村美紀は、うつ病の為休暇を取り、叔母の住んでいた家に引っ越すことになったが、家の中の部屋には殆ど鍵が掛けられていた。
その日の夜、水の音で目が覚めた美紀は……。
登場人物
本作の主人公の女性。恋愛小説家。
休暇の為、叔母の住んでいた家に引っ越した。
美紀が引っ越してきた叔母の家の向かいに住む男性。
独り暮らし。
美紀の母親で、とある理由により叔母を憎んでいた。
それによりヒステリーと化している。
美紀の叔母であり、彼女の母親の妹。
とある理由で姉から憎まれていた。
隠れポイント
鬼畜かくれんぼ逃げゲーと称されているこのゲームは、概要で表記の通り、謎解きよりも逃げる事がメイン。
しかも、鬼である化け物の足が異常に速いので迷っていると瞬時に捕まってしまう。かと言ってずっと走り続けるのも至難の業。
そこで活躍するのがクローゼット・タンスと言った隠れポイントで、部屋の中には必ず隠れポイントが存在する。化け物から逃れるには、正解の隠れポイントに隠れなければならない(まさにたけし城である)のだが、正解以外の隠れポイントに隠れた場合、ハズレとして化け物の顔のドアップが表示されるか、即死のどちらかになる。正解の隠れポイントに隠れた場合は、見事朝チュンを迎える事となる。
隠れポイントの種類は様々あり、こたつの中やロッカー等とたくさんあるので、朝のうちに隠れられそうな場所をチェックしておくのがコツである。