peggle
ぺぐる
画面には100個のペグ(ピン)が配置されており、そのうちの25個がオレンジ色である。
プレイヤーは画面上部の中央からボールを放ち、画面にある全てのオレンジ色のペグに当てるとステージクリアとなる。
操作できるのは実質ボールの角度と発射のタイミングのみである。
たったこれだけのシンプルなゲーム性だが、ペグが固定されず一定の動きをしたり、
下を左右に往復するバケツにボールを入れるとフリーボール(1球リプレイ)となったり、
日本語版では「超スライド!」「スグレ技」「すごい火の玉!」などの
卓越した翻訳が成されている各種ボーナスも大量に用意されており、一筋縄ではいかない。
また、ステージには緑色のペグが2つ配置されており、
これに当てると「マスター」と呼ばれる、10種類(Nightsでは1種類追加)の
能力を持つ不思議な生き物の力を借りることができる。
続編「Peggle Nights」では彼らの裏設定なども詳しく描かれている。
このゲームを語る上で避けて通れないのが、「ジミー・ライトニング」というげっ歯類のキャラクターである。
彼は前述のマスター(プレイヤーキャラ)の一人だが、彼を選んでいない時でも
プレイヤーが上手なプレイで得点を稼ぐと、突如右下(あるいは左下)から
ギターの音とともに「ヤバい!」「革新的!」などと言いながら登場し、
数秒後に何事もなかったかのように去っていく演出が、多くのプレイヤーの笑いを誘った。
彼の活躍は以下の動画で確認することができる。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6956886
pixivでも、この演出が漫画の中に取り入れられ、全くPeggleを知らない閲覧者にも強い印象を残しているのは事実である。
有志により、あなたの作品にジミー効果をつけるための素材も作られているのでぜひ。
なお、mixiアプリ版ではどんなショットをしてもジミーが出てくれない。非常に残念。
前述の通り、このゲームのステージクリア条件は赤いペグを全て消すことだが、
最後のペグを消す瞬間に画面はスローモーションし、球の軌道に画面がズームアップ、
そして見事ステージをクリア(「EXTREME FEVER」という)したときに
けたたましいまでの大音響で流れるのが、ベートーベン作曲の第九である。
それまでの比較的地味なゲーム画面を完全に払拭するこの仰々しい演出は、
何故かプレイヤーの間でもおおむね好評で、親しまれていると言えよう。
その第九は以下のXbox版販促動画でも聞くことができる。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6605415
ちなみにmixiアプリ版では残念ながら画面のズームアップはしないものの、第九は健在なのでご安心を。
他力箱 2(http://sbfr.info/?page_id=411)
クラブイベント(のようなもの)。なぜか第九も流れました。
元はドイツ語のベートーベンの第九なのに、日本語の歌詞があったという説も…