概要
ぱるん氏によってRPGツクールVXにて作成されたフリーゲーム。
ジャンルは「ホラー」
2003年に公開された「Kinder」のリメイク作品(現在「Kinder」は公開停止されている)。
前作のストーリーを起点としてキャラクターの設定、システム、マップ、演出等を再構成した、所謂完全版。
とは言えただのリメイクに留めておらず、「Kinder」の世界観では考えられなかったブラックジョークを含んだ会話やフリーゲームと言う環境を最大限に利用した斬新(過ぎる)展開。
更にはネタバレになるので詳しくは割愛するが、前回不鮮明だった物語根本に存在する「ある問題」をセンタースポットに置く社会風刺的な一面を強く前に引き出している。
なお、「kinder」には日本語に翻訳すると「子供たち」という意味がある為、他作品の混在を防ぐ意味で「Re:kinder」に説明を記載した。
ストーリー
主人公であるしゅんすけは祖父母の家に一人で泊まりに行くことになった。
お隣さんである真美お姉ちゃんに教えられバス停に向かいバスに乗り祖父母の家に泊まったしゅんすけ。
そんなしゅんすけが帰宅すると、なんだか町の様子がおかしい。
とにかく家に帰るのだが・・・
登場人物
登場キャラクターの本名はゆういちクンを除き「kinder」でのみ判明する。
しゅんすけ - 高野俊輔(左にいる人物)
主人公の少年。小学校三年生。
祖父母の家に行って帰宅した所この事態に巻き込まれた。
りょうクン - 霜屋涼
しゅんすけの幼なじみの少年。
襲われかけていたしゅんすけを助ける。
さやかサン - 暁沙耶香
しゅんすけの友達。
りょうクン同様目が覚めたら家から自分以外の人がいなくなっていて…
「Re:kinder」では何故か「未亡人」と書かれた服を着ている。
あやサン - 日比野綾
避難してきた町の住人。小学校四年生。
非常に無気力で内向的な性格。
れいサン - 鈴村玲
避難してきた町の住人。小学校五年生。
強気な少女。ヒス持ち。
ひろとクン - 山川博人
小学校六年生で避難してきた子供たちの中で一番年上の少年。
一番年上ということもあり、とても落ち着いている。
たくみクン - 桂木琢己
同じクラスの弱気な少年であり、尊い犠牲。
禁句:フラグ
真美お姉ちゃん - 筑井田真美
しゅんすけのお隣のお姉さん。
道に迷っていたしゅんすけを助けてくれた。
でも帰ってきた時には…
ゆういちクン - 水岡雄一
小学2年生(犯人)
ネタバレに非ず。
タクミカエル
???
「Re:kinder」のみ登場。
もうどこからつっこめばいいのかわかりま千円
システム
RPGとして物語は進行するものの、各キャラクターの成長概念は無く、持ち物やフィールド内にあるオブジェ等を探索するパズルの様な形式。
これは戦闘においても同様で、相手の動きを読んで的確な行動を選ぶ必要がある。
又、会話の進め方や探索次第では仲間が次々に死んでしまうので常に気配りが必要になる(寧ろ死亡フラグの方が大半を占める)。
更に、ドット絵であるとは言え仲間が死亡した時のグラフィックは中々グロテスクである為に苦手な方は注意。