Re:kinder
りきんだー
ぱるん氏によってRPGツクールVXにて作成されたフリーゲーム。
ジャンルは「ホラー」
2003年に公開された「Kinder」のリメイク作品(現在「Kinder」は公開停止されている)。
前作のストーリーを起点としてキャラクターの設定、システム、マップ、演出等を再構成した、所謂完全版。
とは言えただのリメイクに留めておらず、「Kinder」の世界観では考えられなかったブラックジョークを含んだ会話やフリーゲームと言う環境を最大限に利用した斬新(過ぎる)展開。
更にはネタバレになるので詳しくは割愛するが、前回不鮮明だった物語根本に存在する「ある問題」をセンタースポットに置く社会風刺的な一面を強く前に引き出している。
なお、「kinder」には日本語に翻訳すると「子供たち」という意味がある為、他作品の混在を防ぐ意味で「Re:kinder」に説明を記載した。
主人公であるしゅんすけは祖父母の家に一人で泊まりに行くことになった。
お隣さんである真美お姉ちゃんに教えられバス停に向かいバスに乗り祖父母の家に泊まったしゅんすけ。
そんなしゅんすけが帰宅すると、なんだか町の様子がおかしい。
とにかく家に帰るのだが・・・
登場キャラクターの本名はゆういちクンを除き「kinder」でのみ判明する。
RPGとして物語は進行するものの、各キャラクターの成長概念は無く、持ち物やフィールド内にあるオブジェ等を探索するパズルの様な形式。
これは戦闘においても同様で、相手の動きを読んで的確な行動を選ぶ必要がある。
又、会話の進め方や探索次第では仲間が次々に死んでしまうので常に気配りが必要になる(寧ろ死亡フラグの方が大半を占める)。
更に、ドット絵であるとは言え仲間が死亡した時のグラフィックは中々グロテスクである為に苦手な方は注意。