概要
Shadowverse: Worlds Beyondとは、Cygames制作によるゲームで、Shadowverseのシリーズの一つ。
2023年12月10日に公開されたShadowverse NEXT 2024にて制作が発表された。2024年夏にリリース。
配信プラットホームは、iOS、Androidといったスマートフォン向けのほか、PC版もリリースされる。
価格は基本無料のアイテム課金制であり、対応言語は日本、アジア、欧米の複数言語に対応予定。
公式によるジャンル呼称は「対戦型オンラインデジタルカードゲーム」となり、メインとなるゲームモードも「カードバトル」となるが、これまでのShadowverseとは異なる大きな新要素として、「ワールド機能」というものが追加される。
大会イベントについては、2024年中に本作へ競技種目の切り替えを予定している。
カードバトル
従来のShadowverseのメインモードでもあるカードバトルだが、本作ではデッキ構築やカードの種類などのベーシックなルールはそのままに、現在のShadowverseから新要素を加えたカードバトルになると報じられている。
従来からある基本ルールについてはShadowverseの記事内の該当項目を参照。
新要素
カードバトルには新しい能力やルールがいくつか追加されたり、従来のルールから変更される箇所も存在する。
超進化
従来のShadowverseにおける「進化」を超えた「超進化」が追加される。
従来の「進化」は後攻4ターン目から可能になり、EP(進化ポイント)を消費して行うが、「超進化」は後攻6ターン目から可能になり、SEP(超進化ポイント)と呼ばれるポイントを消費して行う。
後攻は6ターン目の開始時、先攻は7ターン目の開始時に、持っているEPのうちの最大2個がSEPに変化する。
また、本作ではEPの数が増え、先攻では3個、後攻では4個がデフォルトで持つEPとなる。
さらに「超進化時能力」といった、超進化に関する能力も追加される。
クラス
デッキ構築の際は、クラスを1つ選び、そのクラスのカードとニュートラルのカードを組み合わせて行う点は従来と同様だが、本作に登場するクラスは、ニュートラルを含めて8クラスとなる。
従来からの変更点として、ネクロマンサークラスとヴァンパイアクラスが削除され、代わりとして両クラスの特徴を合わせ持つ「ナイトメア」クラスが追加される。
これはリアルTCG版となる『Shadowverse EVOLVE』でも行われた変更点だが、そちらではオミットされたネメシスクラスも、本作では最初から登場するという、従来ともEVOLVEとも異なる違いがある。
ワールド機能
本作ではカードバトル部分だけではなく、「ワールド機能」という従来のShadowverseには無かった全く新しいコンテンツをプレイすることができる。
ワールド機能は、メタバースのような様々な体験とプレイヤー同士のコミュニケーションが行える仮想空間となり、シャドウバースのゲーム体験をさらに拡張するものとされている。
ワールド機能では、自身の分身となるアバターを作成し、3D空間に登場させることができる。
そのワールドでは、プレイヤー同士が対戦する場所や、イベントが開催されるスペースなどの、様々な空間や機能が実装される予定となっている。
また、ワールド機能の中では、カードバトル以外のゲーム要素が登場する予定である。
紹介映像の中では、麻雀や釣りなどのデモプレイ映像が登場していた。
これらのゲーム要素によって、カードバトルで使えるアイテムや報酬が手に入る仕組みも検討しているとのこと。
登場人物
従来から登場するアリサ達とは異なる新たな主人公として、本作のメインストーリーには新しいキャラクターが登場する。
クラス:ネメシス
クラス:エルフ
その他、カードバトルの紹介映像では、リーダースキンのようなものとしてアルベール、オーキス、ケルベロス、フィルレインが、カードとしてサタンやアラガヴィなどの存在が確認できる。
関連動画
関連項目
外部リンク
Shadowverse: Worlds Beyond:Shadowverse: Worlds Beyond公式ティザーサイト
「Shadowverse NEXT 2024」にて発表した内容について:Shadowverse公式サイト