概要
作者は板垣雅也。月刊コロコロコミックにて2008年2月号から2008年7月号まで連載されていた。
前作とは完全に別世界観設定での物語となっている。
ストーリー
流星のR一族の生き残りであるベルセルクは幼いころムー大陸に一族を滅ぼされてしまう。その一族を滅ぼしたブライを倒すためベルセルクはムー大陸へ向かっていく。
登場人物
ベルセルク
本作の主人公。サンダーベルセルクにトライブオンしたロックマン。
必殺技は剣から電流を放つ「サンダースラッシュ」。剣は壁などに刺さると簡単には抜けない。剣での攻撃がメインだが、ロックバスターも使用している。
ファントム・ブラック曰く「バカ」。一人称は「俺」。
「コノヤロー」が口癖。
ダイナソー
ファイヤーダイナソーにトライブオンしたロックマン。
必殺技は拳で強く殴りつける「ダイナキャノン」。高いところが苦手で泣き虫な性格。だが一度キレると周りが見えなくなる。
ファントム・ブラック曰く「デブ」。シノビからは流星のR一族一の怪力と言われている。一人称は「僕」。
ムー大陸2Fにてムーに操られフロアマスターとして活躍していたが、ベルセルクと戦って正気に戻る。
シノビ
グリーンシノビにトライブオンしたロックマン。
必殺技は手裏剣を投げる「シノビシュリケン」。
ベルセルク曰く「根暗野郎」。自称流星のR一族一の天才。一人称は「私」。
ムー大陸5Fのフロアマスターとして活躍していたが、ダイナソーと違い洗脳されていなかった。それは彼が流星のR一族が途絶えるのを防ぐために自らムー大陸の一員になったからで、最後はベルセルクに一喝され考えを改めた。
トライブ・キング
ベルセルク、ダイナソー、シノビの3つのトライブを融合させてトリプルトライブした流星のR一族の一人。ブライは彼と戦うために流星のR一族を襲撃した。
ムー大陸
イエティ・ブリザード
ムー大陸の入り口付近でエランドとともに警備をしていた。原作と異なり棍棒を用いて戦う。ベルセルクに追い詰められて命乞いをしたところ最初は彼に見逃してもらい、その隙をついて背後から攻撃を仕掛けたが剣で斬殺された。
エランド
ムー大陸の入り口付近を警備していた下級兵士。
フロアマスター
ファントム・ブラック
ムー大陸1Fにてフロアマスターとしてベルセルクを迎え、影のベルセルクを召喚して戦わせた。戦闘をショータイムと称している。
その後はムー大陸各階にフロアマスターを設置して、台本(シナリオ)としてベルセルクの活躍を影で見ていた。
アナウンサーとしてフロアマスター能力を説明したこともある。
最後はムー大陸最上階のフロアマスターのブライに「くだらない茶番劇はやめろ」と言われて、彼が6Fと7Fのフロアマスター、オリガ・ジェネラルとエンプティを殺害して5Fにてベルセルクらと対峙してムー大陸を切り刻み、そこで流星のR一族とムー大陸を共倒れさせ自身が世界の支配者になるという企み、おまけにブライが流星のR一族を襲撃する前に自分より強い戦士のトライブ・キングが存在すると唆したことも見抜かれており、ヤケになって自らを神だと告げてムー大陸最深部のエンジンルームを爆破させてムー大陸ごと谷底に落とそうとしたが、脱出前にダイナソーとシノビに妨害され、爆弾で二人を倒そうとするがブライに剣で体を貫かれ爆死した。
帽子を取るとハゲているのでダイナソーに「ハゲ」といわれた。ベルセルクたちには最終話まで名前を覚えてくれなかった。
ブラキオ・ウェーブ
3Fのフロアマスター。ダイナソーが3Fの天井を壊したためにコンドル・ジオグラフとともに対決することになる。
コンドル・ジオグラフ
4Fのフロアマスター。ダイナソーが3Fの天井を壊したためにブラキオ・ウェーブとともに対決することになる。
オリガ・ジェネラル
ダイナソーの3倍のパワーを持つ重戦車。6Fのフロアマスターをしていたがベルセルクがそこまでたどり着く前にブライに倒される。
エンプティ
シノビの5倍の知能を持つ魔術師。7Fのフロアマスターをしていたがベルセルクがそこまでたどり着く前にブライに倒される。
ブライ
強さを求める孤高の戦士。ファントム・ブラックに自分より強い戦士のトライブ・キングが流星のR一族に存在することを告げられ、流星のR一族を滅亡に追い込んだ。
ムー大陸最上階のフロアマスターとして活躍していたが、ファントム・ブラックの茶番劇に飽きて6Fと7Fのフロアマスターを殺害して、5Fにてベルセルクたちと対立して、「ブライソード」でムー大陸を切り刻む。
後にムー大陸とともに谷底に落ちていくのを、存在しないと思っていたトライブ・キングにムー大陸を支えられて助かる。