概要
元々は政府系企業「DRB-ハイコム」傘下の企業だったが、経営不振のため2001年12月2日にトニー・フェルナンデスによって1リンギットで買収された。
格安航空会社化を目指したことで2003年に黒字化、それ以降も東南アジア諸国に関連航空会社を設立しつつ拡張路線を推し進めている。
グループ航空会社
エアアジア・ジャパンについて
エアアジアは2011年と2014年に日本の国内線へ進出したが、どちらも失敗に終わっている。どちらも法人名はエアアジア・ジャパン。
初回は全日空と合弁での事業だったが、日本市場に合わせたビジネスを展開することと海外のLCCをあまり増長させたくないという思惑があった全日空とエアアジアのビジネスモデルをそのまま持ち込もうとしたエアアジアでは相性は最悪で、事業は空中分解。2013年、エアアジアが手を引き法人はバニラ・エアに名前を変えて再出発することに。
その後エアアジアはあくまでもエアアジア流にこだわって楽天などから出資を受け2014年再始動。2017年に中部国際空港を拠点として運行を開始するが、コロナ禍の影響をもろに受け2020年に運行を断念。破産という形で日本から消えた。