CV:橘田いずみ
概要
「アルカディア島」の奥地にある未踏の遺跡群を目指すフリード達の前に、その侵入を阻む様に姿を現したオルガノイド。
アダムと同じく古代文明の戦闘兵器の生き残りであり、前作、前々作に登場したクイーンタイプのプロトタイプにあたる存在で、カラーリングが異なる以外は彼女たちと全くおんなじ容姿をしているという特徴を持つ。
ウィンドに登場したゼクティ・イヴと違って一応人工知能が搭載されているようだが、フリード達や島の住人たちとの交流を得て人間らしい感情を会得していったアダムとは違い、敵勢力の排除を最優先とするようにプログラムされている上に一騎当千の戦闘力と攻撃範囲、接近格闘能力が極めて高いまさに戦闘マシンという仕様である為、説得は極めて困難。
“終末の巨人”の説得の為にパニスの生まれ故郷である異世界に向かおうとするフリード達の前にも、自身に与えられた命令に忠実に従い現れるという最悪のタイミングで出現するが、駆けつけたバッカスに阻止され、全てが終わった後はいつの間にか「虎ひげ海賊」の一員となって活動していた(バッカス曰く拳の殴り合いによる話り合いで説得したらしい)。
なお、「虎ひげ海賊」後は以前の殺戮マシンとしての顔は鳴りを潜め、人間らしい感情を見せる様になっている。