『覚悟しろ』
プロフィール
CV:小野大輔
国籍 | 日本 |
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年齢 | 24歳 |
身長 | 175cm |
体重 | 61kg |
マーズ・ランキング | 8位 |
手術ベース | 紋華青龍蝦(モンハナシャコ) |
専用装備 | 対テラフォーマー甲殻一体式パワーリスト『ガナ・フライ・ナウ』 |
流派 | ボクシング |
職業 | 郵便配達員→アネックス1号クルー→一警護職員 |
概要
アネックス1号の日米合同第一班メンバーで口数が少なく目立たない印象の青年。
しかしその経歴は見事で、元ボクシングライト級チャンピオン兼スーパーフェザー級世界第一位の実績を持つ。
離島の母子家庭で育ち、母の治療費稼ぎと母に自分の強い姿を見せるべく、ひたすら鍛錬を積み上げる。そして同ジムの選手たちが気づいた時にはチャンピオンベルトを獲っていた。
しかし2階級制覇を目前に網膜剥離を患い、ボクサーの道を諦めざるを得なくなる。
その後、治療の為に負った借金の清算を条件にアネックス計画参加を持ちかけられるも一度は断るが、手術ベースに『目の良い生物』を使う事を条件に参加する。
『テラフォーマーズ外伝 鬼塚慶次』ではU-NASA加入前の出来事が語られている。
能力
戦闘スタイルは典型的なアウトボクサーだが、
元世界チャンピオンの肩書は伊達ではなく、単調な敵の攻撃は全てカウンターで処理してしまう。
人為変態時には両腕が肥大化して装甲を纏い、頭部に4本の触角と複眼らしき器官が現れる。
オニヤンマ型テラフォーマーとの戦いで右腕を奪われた際も、すぐに再生。
その腕の遺伝子からモンハナシャコ型テラフォーマーの誕生を許すも、きっちり自らの手で打倒した。
視力がいい生物になりたいという望みを叶えた結果、不可視光線をも認識できるシャコの視力を持つ。
闇夜の穴の中でクロカタゾウムシ型をはっきりと視認した他、透明になった西春麗(全裸)も難なく発見。さらにセンサー類が放つ赤外線も視認できる為、索敵等にも非常に効果的。
そして最大の武器は、パンチ。
素体であるモンハナシャコのパンチは強力で、その威力はダイバーの指を水中でへし折ることもある程で、さらに加速力は22口径の拳銃に匹敵すると言われている。
これが元ボクシング世界チャンプである彼の拳に乗せられた際の威力たるや、ストレート一撃で骨ごと内蔵を叩き潰し、ジャブで顔面をズタズタに引き裂くという驚異的なものとなる。
『ガナ・フライ・ナウ』
上述のモンハナシャコ型テラフォーマーとの戦いで突如その存在が明らかとなり、
アネックス1号の仲間達を驚愕させた慶次の専用装備。
モンハナシャコの特性故に肥大化した両腕は「防具を兼ねたパワーリスト(腕の筋力を上げる為に手首に着ける重り)」であり、これを外した慶次はその実力でモンハナシャコ型テラフォーマーを倒した。
一応、(『ガナ・フライ・ナウ』の情報が出る前に制作された)外伝との整合性を考えると『日米合同班が(アネックス計画に於ける)甲殻型の変身薬に慶次とモンハナシャコ、この二組の因子にのみ反応する「分子標的薬」を仕込んでいて、これで人為変態時に慶次の腕の甲殻が「過剰生成」された物が『ガナ・フライ・ナウ』の正体』だろう。
「除装」は甲殻類の脱皮を応用した物と思われる。
地球編での慶次の人為変態時に『ガナ・フライ・ナウ』が存在しないのは変身薬の成分が変更された影響と思われる。
なお、モンハナシャコ型テラフォーマーに『ガナ・フライ・ナウ』が存在しないのは、テラフォーマー側が入手した慶次の右腕から変身薬の成分を「抽出する術を持たない」から。
(それ以前にテラフォーマーは変身薬を「必要としない」)
余談であるが、『ガナ・フライ・ナウ』の元ネタは映画「ロッキー」のテーマである「gonna fly now」だと思われる。
信念
そのあまりにもストイックな生き方が特筆される。生まれつきの特別な才能を持たない彼がボクシング世界チャンピオンにまで上り詰めたのも、この性質に依るところが大きい。
世界ランカー同士の戦いでは「あと少し」の差が勝敗を決定することを熟知しており、その「少し」を得るために毎日の走り込みを欠かさない。アネックスのメンバー達が宴会を楽しんでいる時も、一人で走って自分を鍛えていた。
また、亡き父の教えに従い、女性を絶対に殴らない。それは安易な男尊女卑や強がりではなく、最強である自分は他者を守らねばならないという鉄の信念によるもの。
劇中では、西春麗に肋骨をヘシ折られた上に睾丸を叩き潰されても非暴力不服従を貫徹し、軍人である西や爆をして心底から畏怖せしめた。
関連タグ
アミリア・ヴェンカテッシュ:親友⇒慶アミ
アシモフ:サンシャイン水族館のコラボ企画で、ベース生物が共にピックアップされた。
企画カテゴリーに該当しない為か展示されなかった⇒慶西 ネタバレ
アリギサンダー:同じく節足動物がベースで、ボクサー。