概要
甲殻類エビ綱シャコ目フトユビシャコ科に分類される大型のシャコ。体長は15㎝ほどで、近縁種のハナシャコが象牙色なのとは対照的に、鮮やかな玉虫色の甲殻を有する。海底の砂に穴を掘り、後述の技で獲物を捕まえ捕食する。
カラフルな見た目でダイバーには人気だが食用には向かない。
その強さ
ギョロリと突き出した目は甲殻類最強と呼ばれる程の視力で、10万色を識別できる(人間の10倍敏感)他、赤外線や紫外線なども目視できる。故にモンハナシャコは世界一視聴電磁波周波が広い動物としてギネスブックに掲載されている。
カマキリの様な前足で人間が視認できない速度のパンチを繰り出す。その音は水槽の外から「ゴツン!ゴツン!」と聞こえるほど激しく、獲物となる蟹や二枚貝等を凄い力で叩き割って食べる。本種は世界でも類を見ない「殴る」事に特化した生物である。
なお、殴る際に拳の周辺に一瞬微細な気泡が発生する事があるが、これは殴る速度が速すぎて拳付近の海水が超低圧となり沸騰して発生した気泡である。
パンチの攻撃力は驚異的で、突進の威力も加えれば人間の指をへし折って爪を割ったり、ガラスを何度も叩いて水槽から脱走する事もある。
パンチの加速力は超音速弾にも匹敵し、市販の18禁エアガンの規制値を上回る威力が出せる。