シャイロック(魔法使いの約束)
しゃいろっく
どうせ逃げられない運命なら、まずは一杯、いかがです?
西の国で魔法使い専門の酒場を経営していた。マイペースな性格で独自の美的センスを持つ。同じ西の魔法使いのムルとは友人だが、飼い主と飼い猫のような関係に近い。
( 公式サイトから引用 )
▼ プロフィール
▼ 魔法関連のプロフィール
所属 | 西の魔法使い |
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呪文 | 《 インヴィーベル 》 |
魔道具 | キセル |
紋章の位置 | 左胸 |
マナエリア | ワイナリー |
アミュレット | ワイングラス |
得意な魔法 | 感覚を酔わせる魔法 (良い気分にも悪い気分にもできる) |
厄災の奇妙な傷 | 定期的に心臓が燃えて苦しむ |
※以下ネタバレ注意 |
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丁寧で上品な振る舞いと、物腰の柔らかさから滲み出る妖艶な色気が印象的な魔法使い。その魅力は初対面の人間に「色気の塊みたいな男」と言い表されるほど。
貴族の生まれで、策謀や権力争いに巻き込まれ地方貴族から地方地主へ没落するまで一族と共に暮らし、行く末を見守っていた。家が離散してからは土地を気に入っていたシャイロックだけが片隅に居座り、魔法使い専用の酒場を経営している。開業から700年にもなるらしく、社交場として世界中の魔法使いから愛されている。
賢者の魔法使いたちの中でも特に魔法使いらしい少し変わった思考を持つ人物で、自然と不変(人の介入がない緩やかな変化)や面倒で複雑で制約のあるものを愛している。
そのため、自然豊かだった故郷が技術の発展によって高い建物と工場から出る汚れた空気に包まれていく様を悲しんでおり、その原因を作り出したムルを心から憎んでいるものの、自分の頼みを聞いて探求を止めるようなムルはムルではない、と自分勝手で変わらない彼を好ましくも感じている。
そして、そんな背反する感情に思い悩む日々を楽しんでいる。
「魔法使いは、心で魔法を使います。だから、愛が大好きなんですよ。同時に、愛が恐ろしくて、憎いんです。」
▼ 交友関係
同じ西の魔法使いで同年代のムルとは長い付き合いで、彼が酒場を訪れたのが関係の始まり。その日は議論が過熱し、気が付けば喧嘩別れしていたものの「また来てくださいと言われるまで通う」と言うムルにシャイロックが根負けしてしまい、そこからは長い付き合い。
ムルの魂が砕けた際には、言葉すら忘れて獣のようになってしまった彼に一から情操教育を施し、コミュニケーションが取れるようになるまで育て上げたが、ムルを作り変えてしまったのではないかと、自責の念に駆られる日もあるようだ。世界に散らばったムルの魂の欠片を収集しており、いつか元のムルに戻すつもりらしい。
フィガロとは彼とオズが世界征服を進めていた頃に出会い、恐ろしい北の大魔法使いを前に怯える様子もなく意見したことをきっかけに、妙に気に入られた。しかし多より個を重んじるシャイロックと、個より多を重んじるフィガロは根本的に価値観が合わず、顔を突き合わせるたびに高尚な口論が展開される。
「きみの美意識を尊敬してる。無知で無垢で潔癖な思春期の子みたいだからね。」
「若木を養分にする老木より醜くはないでしょう。」
オズのもとには、ムルの発言をきっかけにオズの師匠筋に当たるスノウとホワイトが殺し合いをしたことを詫び(命乞い)に行ったことがあり、普段は他の魔法使いを相手にするのと変わらない様子で穏やかに接しているが、センシティブな話題が上がるとグラスを手から滑らせてしまうほど動揺する姿が見られる。
その他にも度々酒場を訪れていたスノウとホワイトやミスラとチレッタをはじめ、レノックスとも賢者の魔法使いになる前から顔見知りだったようだ。
コメント
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