一つ前のコメントを言い換えますと「Aという事実がBという矛盾に直結する」（例えばキャラの誕生日と年齢に齟齬があるとか）ならば何の問題もなし。でも「Aという事実からCという考え方ができ、そうなるとBという矛盾に辿り着く」になっている箇所がある。そして「Cという考え方」自体は確かにもっともらしいけど、実際に劇中世界でそれが正しいかは分からない（描かれてないから）。そこを「いやCである“はずだ”」として書いているように（個人的に）見えたので気になった、ということです。例えが分かりにくかったらすみません。

貴方が語った情報は確かにほぼ事実ですけど、その事実から矛盾という判断につなげる道筋に想像で補完されてる部分も見られるんです。まあそれ自体は個人的には全然いいんですけど（ここはWikipediaじゃないし）、私がどうしても気になったのは「矛盾と断言していること」。情報に空白があるのに矛盾と「断言」するのは早いというか傲慢だと私は思います。

全部挙げると長いのでとりあえず一番分かりやすいところとして、「ガミラス人は事情を知らないのだから完全な交代制とする必要はない。」→だからそれが貴方の想像なんですよ。「必要ない」というのが貴方の判断。確かに現実ならExactly（その通りでございます）としか返せない判断だけど、劇中世界では何が是かなんて分からない。フィクションのしかも異星人の常識に関して描かれていない部分を、自分の常識で以て勝手に補完して矛盾と判断してる箇所が多いからアカンのですよ。「あくまで筆者の考察も含みます」とするなら許されるでしょうけど。

劇中の描写を基に矛盾を指摘するのが何故想像になるんですか？ ・ガミラス人は古来より宇宙に進出していた→事実 ・ガミラス人は亜空間ゲートの管理もしていた→事実 ・コアシップを管理していたのは親衛隊→事実 ・ガミラスは獲得地域を長く維持できない→事実 ・クラウスによると外宇宙勤務が続くと異常を感じるレベル→事実 ・ギムレーは蜂起を企てていた→事実 私が反論を重ねたのはFMさんが根拠もなく無理矢理辻褄を合わせようとするからですよ。 ・イスカンダルの責任放棄を指摘してそれを「逆に何で責任放棄してないと断言できるんでしょうか」と返すのはただの開き直り。しかも止めることのできたスターシャがそれをせず心を痛めるという矛盾になる。 ・隠していたという体なんだから「2199では本当のこと言わなかった」→ガミラス領内の他民族の歴史と照らし合わせれば直ぐに発覚する。 ・数年は持つんだから交代制とか解決する手段はある→ガミラス人は事情を知らないのだから完全な交代制とする必要はない。 ・「常識になってるはず」はただの想像→異民族を二等臣民とし居住させる程度には交流があったのだから明らかに不自然なポイントだし、それに対する反論こそ想像でしかない。 ・コアシップを元々どこが管理していたかってのは描かれてなかったはず→どのタイミングであろうが、ヤマト突入時点で親衛隊の手中にあったのは事実。 他にもロボットに忌避感があったとか、死にかけた軍部高官が粛清対象ではなかったとか…。

因みに当初は先のコメントに書いたような例を加筆してましたが（一応「～かもしれない」「～の可能性もある」「おそらく～」「推測になるが～」みたいに公式情報と区別した書き方はしたつもりです）、さらに反論が重ねられて、あーこれ某FFウィキみたいに際限なくなりそうだなぁと思ったためバッサリ行かせてもらいました。ちょっと性急だったかなとは思ってます。

（続き）今のは一例ですが、欠陥多き人間さんの指摘の根本的な問題として「公式で描かれていないことをご自身の想像で補完し過ぎている」と思います。「～であるはず」って、要はただの想像でしょう。「常識的に考えて」とか「現実的に考えて」とかが頭に付きそうな感じの。 正直やってることは「作品考察」に近いんですけど、それは基本「これはファンの想像であって公式設定じゃないんで注意してね」って何かしらの形で断ったうえで書くもんです。想像を根拠にして「この作品は矛盾している！」と指摘するのは違うかと。 因みに私の発言に根拠がないって言われてますけど、そりゃ私のも所詮想像なので当然です。上に書いた例も含め、こういう考え方もできるよという程度のもの。反論しようと思えばいくらでもできるようなものです。 結局のところ、ほとんどの部分は「そもそも公式じゃ描かれてないんで何が正しいか分からない」というのが実態。2202での設定変更のせいでいろいろ「ん？」となる点ができたのは事実ですが、まだどうとでも補完（こじつけとも言う）できる段階。今の時点で矛盾だというのは尚早でしょう。むしろ「説明が足りねぇよ！」って言ってやった方がいいかと。

・イスカンダルが管理するのを止めたならそれは単純に責任放棄だし～ →逆に何で責任放棄してないと断言できるんでしょうか。明言されてないでしょうそこは。むしろパンフの情報からすると放棄した可能性の方が高いし。 ・ロボットの方がいいはず。 →当時のロボット事情が描かれていないのだから分からない。 ・2199でスターシャが語った歴史との矛盾。 →隠していたという体なんだから「2199では本当のこと言わなかった」で済む話。 ・亜空間ゲートの管理してたんだから長期滞在していたはず。 →数年は持つんだから交代制とか解決する手段はある。 ・ガミラス人が自分達の体質に気付かないわけない。常識になってるはず。 →ただの想像。想像でいいなら、デスラー家以外に気付いている者もいたけど黙していたとか、イスカンダルがガミラス人に自分達の体質に気付きかねないような行為を禁じていて律義に守っていたとか、気付いて話しても「陰謀論乙」で揉み消されてたとか、いくらでもこじつけようがある。何せそもそもそこら辺についての描写が無いから。 ・コアシップを管理していたのは親衛隊。 →コアシップを元々どこが管理していたかってのは確か描かれてなかったはず。どのタイミングで親衛隊の管理下に置かれたのかが不明で、2199第19話以降国軍が親衛隊に牛耳られたのでその時に管理権を奪われたとか、元から親衛隊管理下だったけど国軍が干渉していて下手に動かせなかったとか、想像しようとすればどうとでも可能。 続く…