モルジアナ(本家『千夜一夜物語《アラビアンナイト》』)
「珊瑚」「小さな真珠」を意味する。
『千夜一夜物語』(アラビアンナイト)の中の話の一つ『アリババと40人の盗賊』の登場人物。
とある屋敷の奴隷娘にして、主人公であるアリババの命の恩人。アリババが盗賊に殺されそうになったところを、彼女の機転によりアリババは盗賊を返り討ちにすることができた。
その後、彼の息子と結婚し、貧しい人たちの手助けをしていった。
モルジアナ(週刊少年サンデー作品『マギ』/大高忍)
pixiv内では、主にこちらの意味で使われる。
年齢 | 14歳→16歳 |
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身長 | 148cm→152cm |
体重 | ?kg→51kg(体脂肪率5%) |
趣味 | 筋トレ |
特技 | 蹴り |
弱点 | アドリブ |
CV | 戸松遥 |
狩猟民族『ファナリス』出身の赤髪の少女。愛称は「モルさん」。
見た目はかわいらしい顔立ちの女の子なのだが、ファナリスの特徴である、岩をも砕き垂直の壁をも駆け上がる程の強靭な脚力と、犬並に鋭い嗅覚を持つ。腕力もそれなりにあり、アリババくらいの人間なら軽々と投げ飛ばすことが出来る。また、猛獣を尻ごみさせるほどの威圧を持つ吠え声を放つ事も可能。
初登場時は、領主ジャミルの奴隷としてアラジンとアリババらの前に立ちはだかるが、のちにアリババによって奴隷の身から解放され、彼らの仲間になる。
解放された後も、ジャミルに奴隷として虐げられてきたために植え付けられた恐怖から逃れられずにいたが、最期に背を押してくれたゴルタスの言葉に救われ、恐怖を打ち破った。
奴隷から解放させてくれたアリババに対しては恩と尊敬の念を抱いており、心から慕っている。そこに男女の恋愛感情が含まれているのかは不明だが、度々彼を異性として意識しているような描写も。
口調は基本的に淡々とした敬語で、「~だわ」などの女性らしいモノローグを零す。
アリババを始めとする仲間たちの役に立ちたいと言う思いが強く、そのための努力を怠らない。
そうした理由から、和やかな場面で女の子扱いされることは嫌いではないようだが、最初から守られる立場と見なされて戦力外として置いて行かれることは好まない。そのような場面では苛立ちから、地面を踏み砕き感情を露わにして主張することがある。
基本的に笑顔や照れる等の少女らしい表情はあんまり見せないが、無表情かといえばそうでもない。扱いが悪かったり気に入らないことがあるとよく膨れる。笑うことは苦手なようだが、嬉しいことがあると影で何かを含む様な顔をして不器用ながら明らかに喜んでいる。
下手なキャラよりよっぽど判りやすいかもしれない。
その後、一度故郷であるはずの地を訪れてみようと暗黒大陸を目指し、大峡谷へ飛び込む。
皆と別れて旅立つ際には、いざという時に眷属器になるものの予備として、アリババから首飾りを貰った。
上記のように足が強いためか、常に裸足である。
普段首から下げている茶色い帯留め(?)は木製であり、紐で首から提げつつ、ずり落ちないように帯に首紐で固定している仕組み。
故郷への旅から帰ってきてからは、背も少し高くなり、それまでの服の上に、より裾の長い上着を一枚羽織っている。
作者曰く、イメージモデルはうさぎ。
実はカナヅチである。
更に料理が苦手であり、連載100回と200回記念にケーキを作ったが、
100回の時は何故かケーキの中に鳥の丸焼きが入っていたが「なんとか食用」Lv
200回に至っては白龍の師事も空しく、「地獄へ直行」Lvのおぞましい何かが出来た。
眷属器
シンドリアにて自分の眷属器を持とうと、その身に馴染んだ金属として奴隷時代に身に着けていた「大切な人々の恩義の積もった誇らしい品」である足枷を金工職人に加工してもらい、鎖付きの輪飾りとしたものを身に付けることになる。
当初は足飾りの予定だったが、蹴りの際に絡んでしまうため、腕飾りとしていた。この腕飾りは、「ザガン」攻略において、アモンの眷属器『炎翼鉄鎖(アモール・セルセイラ)』として目覚め、魔力(マゴイ)を込めることによって、鎖を自在に操って壁に刺して移動したり、敵に巻き付けて熱で焼き尽くしたりする能力を持つようになる。
これによりモルジアナは、壁面が存在する空中での行動力が大幅に上がった。
故郷への旅から帰って来た時には、眷属器は再び足に付け替えてあり、更に魔力を放出するのではなく鎖に留めて翼のようにすることで、壁面などが無い大空を飛び回れるようになった。
ただし、モルジアナ自身は身体能力に反して魔力の素養は薄いため乱用はできない。無理に使用すると全身から血を吹きだして倒れ、命を落とす危険性もある。
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