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7TPの編集履歴

2014-02-07 15:13:22 バージョン

7TP

せぶんてぃーぴー

7PTは、ポーランドで作られた軽戦車。実際はヴィッカース社の「6トン戦車」のライセンス生産品である。

ニコニコ大百科7TPを基にして記述しています。

概要

 この戦車は第一次世界大戦第二次世界大戦の間にポーランドによって製造、使用された戦車(種別としては軽戦車)であり、「7t戦車ポーランド」の略である(実際には10t近くあるのだが、これは元の車両もそうなのだから仕方がない)。実際はイギリスの会社であるヴィッカース6トン戦車のライセンス生産による戦車である。

7TP

経緯

 第一次世界大戦終了後、各国の保有している戦車は主にルノーFT-17であったが、これは陳腐化が予想された。そこで新たな戦車にする必要が出てきた、ポーランドにおいては、この代替をイギリスにある会社ヴィッカース・アームストロング社6t戦車に目をつけた。この戦車のライセンスを手に入れ、改良することにした。

改良

 主な改良点は主砲を3ポンド砲(47ミリ口径)からボフォース37ミリ対戦車砲に積み替えた(なお、砲塔に機銃2丁の物も存在する)こと、エンジンディーゼルエンジンに積み替え、馬力を向上させたことである。

 プラン上では装甲をさらに厚くすることも想定されたが、これはドイツおよびソビエト連邦の侵略により行われなかったと推測される。

実戦

 実戦においてはこの戦車はドイツ戦車(軽戦車であるI号戦車II号戦車)には同格であったとされる。しかし、ソビエト連邦の戦車T-26(やはり6t戦車ベース、強力な主砲である45 mm Model 32 戦車砲を持つ)には勝てなかったようである。

6トン戦車

 項目がないためwikipediaを参照してここに記載する。

概要

 この戦車は基本装備で6t(オプションにより8t程度になることも)の戦車であり、1928年に完成したものの、イギリス陸軍に採用せず(ちなみに採用した戦車はマチルダ歩兵戦車機銃のみとか榴弾の撃てないもの。ああ、英国面)、結果として輸出用として使われ、ルノーFT-17の更新用として用いられたり、新しい軽戦車等の開発のための研究資料として用いられた。

 この戦車を使用した国としてはポーランドフィンランドタイ中華民国ボリビア等である。

 この戦車はヴィッカース Mark Eとして知られ、新機軸と言えるアイデアや機構を盛り込んだ設計(ボギー式サスペンションとか、砲と機銃が同軸に装備とか、装備もカスタマイズ可能とか)により、特に自国で戦車開発を行えない国に人気があった。砲塔が2種類(機銃二門と3ポンド砲1門)存在する(これは歩兵支援の考えのためであった)。

 また、この戦車を基にして作られたのがT-26(ソビエト連邦)、7TP(ポーランド)である(ちなみに九五式軽戦車は6t戦車を参考にして開発された)。また、ポンポン砲をつんだ自走砲タイプもタイに輸出されている。

関連項目

軽戦車 ルノーFT-17

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