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2ポンド砲

にぽんどほう

主としてこの名称で呼ばれる兵器は2種類存在するが、この項目では主に「オードナンス QF 2ポンド砲」を解説する。第二次世界大戦前および初期に使用した戦車砲、あるいは対戦車砲。装備された当初は良かったものの、その後の運用で問題があり、いわゆる「英国面」のひとつの例として挙げられる装備とされる。
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この兵器は2種類存在する。先に「QF 2ポンド海軍砲(ポンポン砲)」を解説し、次にpixivで使用される「オードナンス QF 2ポンド砲」を解説する。

ポンポン砲

 この兵器は「QF 2ポンド海軍砲」と呼ばれ、愛称を「ポンポン砲(ポムポム砲とも)」と呼ばれた。1915年にイギリス軍(海軍)が使用していた1.5ポンド砲の口径を上げ、威力を増したものを開発し、巡洋艦などに取り付けた。日本もこの兵器を毘式と称してライセンス生産した。
 さらに1930年にはこの砲を多連装化したものを(主として弾薬の有効利用の目的で)開発。小型のものは巡洋艦および駆逐艦に、大型のものは戦艦航空母艦に搭載した。
 しかし、その後射程の短さ、発射速度の遅さ、弾道特性の悪さ、曳光弾非対応、さらにこの砲自身の不具合により使い勝手が悪く、例を挙げるとプリンス・オブ・ウェールズに搭載されたこの砲は一基で12回故障したといわれており、一説によると大日本帝国海軍に沈没させられる原因になったのではないかといわれるほどである。
 そのため順次取り替えられたが、1943年までは使用され、1944年には小型艦艇や地上やでの運用も停止した。日本においては1935年に他の兵器に交換が開始されたが、1945年まで小型艦艇にて使用された。

オードナンス QF 2ポンド砲

 この兵器は1936年にイギリス軍巡航戦車に搭載する戦車砲として開発された。そして対戦車砲としても使用されるようになった。
採用された当初としては他の戦車砲よりも威力は大きいとされた。しかし、この大砲は「開発当時の戦車に対して」の砲撃しか想定しておらず、当初徹甲弾しか準備されなかったことなどが問題(さらには英国面と呼ばれる)となる。
 すなわち「榴弾が無いので敵の対戦車砲には有効ではない」、「敵戦車の装甲に弾丸が負けてしまう」という欠点が出始めてきた。無論、イギリス軍も対策を採っていないわけではなく、「新たな弾丸の作成」「新兵器である6ポンド砲の開発」などが行われていたものの、その歩みは遅く、さらにフランス(ダンケルク)からの撤退により、人員は救出できた代わりに大量の装備を失ったためこの兵器は(6ポンド砲は開発されていたのに!)作られつづけ、さらにドイツ軍パンターが登場し、この兵器がほぼ無効となった頃にもなお使用は続けられた(なお、この頃にやっと榴弾が開発されたりリトルジョン・アダプターと呼ばれる減口径アダプターまで作成された)。ただし、ビルマにおいては装甲が薄い日本軍の戦車相手にまともに戦えたとされる(ただし「逆に装甲が薄すぎて機能していない」戦車に対しては榴弾は撃てないので威力があったかどうかは不明)。
 戦車砲としてはクルセーダー巡航戦車クロムウェル6ポンド砲が搭載され終了。また対戦車砲としては6ポンド砲や17ポンド砲が配備されたため終了したが、装甲車の主砲として用いられた(どれだけこの兵器の弾薬が残ってたんだよ)。

オードナンス QF 2ポンド砲

性能

全長:--m
全幅:--m
重量:814kg
砲身口径:52口径40mm
発射速度:22発/分
連続発射:?発/分
最大射程:約1000m
有効射程:914m
砲弾装薬:装薬式
運用人数:--名

関連タグ

第二次世界大戦 イギリス軍 対戦車砲 大砲 英国面

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