概要
DMM.comより配信中のゲーム、艦隊これくしょんに登場する妖精（？）。
他に「妖精さん」や「○○○（装備の名前）妖精」と呼ばれることもある。
艦娘にはそれぞれ、史実をもとにした砲や艦載機、機銃、電探（レーダー）などといった装備を搭載することができる。それら装備品のイラストに描かれているのが、この装備妖精である。
総じて少女の姿をしており、2頭身ぐらいにデフォルメされているため、小人のような印象も受ける。
その姿から、羅針盤娘やエラー娘、図鑑やアイテム画面にいる妖精（？）、工廠で艦娘の建造をしてくれる妖精（？）と同類の存在であると推測される。
「装備妖精」というのは通称であり、正式な名称ではないことに注意していただきたい。
彼女たちは1つの装備につき1人存在しており、装備のイラスト内で様々なアクションをしている。かわいい。また、ゲーム内の図鑑では、操作する事によって彼女らをアップで見ることもできる。
また、いっしょに鳥や犬といった動物がいることも多い。25㎜連装機銃にいるひよこが、上位互換である25㎜三連装機銃では成長してニワトリになっていたりもする。芸細。
お気楽な様子で、殆どの妖精さんは装備の周りで遊んでいたり戯れたり寝てたりしている。お前ら真面目にやれ。
一応真面目に装備を構えている妖精さんもいくつかいる（7.7mm機銃、12.7mm機銃等）。
艦載機に描かれる妖精さんはコクピットに乗っておらず、飛行中の艦載機の外にいる。かっこよく構えている妖精さんもいるが、やっぱりチョウチョと戯れたり（96式艦戦）、魚を捕ろうとしたり(瑞雲)、カップ麺を食っていたり(天山)、某軽空母自慢の99式艦爆に至っては機体から振り落とされそうになっていたりしている。
こうした妖精さんのアクションにも史実由来の小ネタがあったりするので、調べてみるのも良いだろう。
『彼女らは艦娘の乗員や艦載機乗員なのではないか』『艦娘に搭載された装備品は、彼女らが操っているのではないか』などと推測されているが、今のところ詳細は不明。
また、Pixivにおいては艦娘よりも小さなサイズで描かれていることがほとんどだが、艦娘と彼女らのツーショットは公式では発表されておらず、どれほどのサイズ差があるのかは正確には2014年2月現在わかっていない（公式四コマなどで登場はしている。後述補足参考）。
艦娘と装備のサイズ差については概ね艦娘の立ち絵で描かれている（ちとちよなど）ので、そこから推測すると装備と同等以下のサイズの妖精さんは、より小さいものと推測される、という事なのだろう。
彼女らの生態については、さらなる研究が期待される。
なお、彼女らのイラストは曙や朧、潮、漣と同じ、drew氏によって描かれている。
補足
- 公式４コマ「吹雪、がんばります！」１６話では千代田が伝書鳩代わりに加賀への伝言を零式水上偵察機の装備妖精に頼んでいた。この時装備妖精の身長は偵察機の高さとほぼ同じで、千代田の顔と比較した場合だいたい半分程度に書かれていた。
このぐらい。
- 連装砲や艦載機の大きさと比較すると、実は人間よりも大きいサイズのように見える。
- 「妖精さん」という呼びかたは、人類は衰退しましたに登場する「妖精さん」が元ネタと思われる。雰囲気が確かに似ている。
- イギリスやアメリカでは、飛行機が原因不明の故障を起こすと、妖精の一種であるグレムリンがイタズラをしたのだ、と言うそうだ。
- 彼女らが艦娘と一緒に描かれているイラストには、1/1艦娘のタグが付けられることもある。おおむね妖精たちが小さく描かれている。
- 「吹雪、がんばります！」２１話では、46cm三連装砲の装備妖精がフキダシ付きで台詞がある。甲板にいるだけで致死レベルのブラスト圧を受けてビックリしているだけ、というところを見ると、やはり普通の生物とは一味違ういきもののようだ。
- ノベライズ「一航戦、出ます！」に登場した彼女らの名称は「妖精」となっている。喋れないが、表情の変化や動きで艦娘と意思疎通を行っているようだ。同じくノベライズ「鶴翼の絆」でも「妖精」の名で登場しているが、「陽炎、抜錨します！」シリーズでは登場せず、「装備や艤装は妖精が作っている」という噂話がある程度である。
- 公式漫画（「水雷戦隊クロニクル」「side：金剛」など）によれば、艤装の整備・調整・管理等は人間の整備班によって行われているようだ。（某ロボットアニメを思わせる整備班長のオヤッサンもいたり…）
関連イラスト
彼女ら単体のイラストは少なく、艦娘と一緒に描かれていることが多い。
