基礎データ
概要
かせきポケモン・プテラがメガシンカした姿。
メガシンカすることによって、身体の一部が石化する。元は、カセキから復元されたプテラだが、このメガシンカした姿こそが、化石になる前の真のプテラの姿だったと主張する研究者もいるようだ。
ORASではゲンシカイキと呼ばれる過去の姿に戻る強化形態が追加されるが、メガプテラのメガシンカとの関連性は現在不明である。
性能
・種族値
HP | A | B | C | D | S | 合計 | タイプ | |
プテラ | 80 | 105 | 65 | 60 | 75 | 130 | 515 | いわ・ひこう |
メガプテラ | 80 | 135 | 85 | 70 | 95 | 150 | 615 | いわ・ひこう |
上昇値 | 0 | +30 | +20 | +10 | +20 | +20 | +100 |
メガシンカすることによって、全体的に能力が上昇。
特にこうげきが大きく上昇しており、それにぼうぎょ・とくぼう・すばやさが続く形となっている。
ただし攻撃が上昇しても同タイプのアーケオスには劣っている(向こうはデメリット特性持ちだが)。
また、このメガシンカにより、すばやさは150と、全ポケモンの中でも屈指のスピードを入手する事になった。
…なのだが、プテラは元々接触系のタイプ一致技に恵まれておらず、ひこうタイプの一致技の最大威力技がタメ技の「そらをとぶ」、いわ技に至っては接触技が無い(「もろはのずつき」は覚えない)と、タイプ一致で特性の恩恵を受けようとするとメガリザードン程のパワーが出ないと言う問題がある(それでも一致最高威力が75のガメノデスよりはマシなレベルだが)。
幸いサブウェポンには接触技が多いので、タイプ一致を考えなければ特性を活かす事は出来るだろう。
しかし、ダブルバトルにおいては話が変わってくる。
岩タイプのポケモンは総じてすばやさのが低い傾向があるが、メガプテラはその常識を覆す圧倒的な素早さを持っている。
そのため、ダブルバトルでは主力技となる相手2匹を同時に攻撃し、かつ3割の確率でひるませる「いわなだれ」を最も効果的に使えるポケモンとなりうるのである。
耐久も必要な分は確保されており、万一相手を倒し切れずに攻撃を食らっても生き残りやすい。
さらには、XYで解禁された「フリーフォール」を使い、相手の片方を強制的に空に連れ去って行動不能にし、ついでにかたいツメ補正がかかったダメージを与えることも可能。
速さを生かした「ちょうはつ」や「すなあらし」等の補助技もお手の物。もちろん自分から積極的に攻め込んでもいい。
味方同士の連携が重要となるダブルバトルで、相手のペースをかき乱す遊撃手のような働きを見せてくれるだろう。