概要
「実在の人物を扱った二次創作」の海外における総称。所謂ナマモノのことである。
日本でこのタグが付いている作品はほぼ腐向けなので閲覧には注意が必要である。
主に洋画・海外ドラマといった英語圏の映像作品や、海外の俳優などを題材に二次創作活動を行っている日本の腐女子がこの略称を用いているが、「RPS」は海外では古い呼称のようで、英語圏では現在は専らRPF(Real Person Fiction)と総称される。
実在の人物を扱うため、法律的にも多大なリスクが伴う危ういジャンルである。
日本と縁遠い外国人であるご本人たちの目にとまる可能性は極めて低いと言えるが、それでも国内でこのジャンルの活動をしている大半の人は、pixivへの投稿をそもそも避けたり、マイピク限定公開にしたり、Twitterに鍵をかけたり、ブログにパスワードを設けるなどして、一般のファンの目にとまることのないよう細心の注意を払っている。
しかし英語圏では同人誌などを作って金銭のやりとりをする人が殆どいないためか、ネット上でのRPS活動は非常にオープンであり、一般の二次創作とあまり分け隔てなく行われている。
そのためdeviantARTやLiveJournalといった海外のコミュニティ経由でこの世界を知ってしまうと、海外のファンと同じようにpixivなどでもオープンに活動してしまう傾向にある。
まあ日本では上述のように殆どの人が潜伏して活動しているため、新しく入って来た人は手本やガイドラインとなるものが周囲に見当たらず、これは仕方がないと言える。
あまりに配慮なくオープンに活動している人を自ジャンル内で見かけたら、こっそり声をかけて自衛を呼びかけてあげるなどすると良いだろう。