かそく

ポケモンの特性。

データ

第3世代から登場した特性。

ターン終了毎に自分の素早さが1段階上がると言う、特性の中でもトップクラスに有用性の高い技。

通常の所有者はテッカニン・ヤンヤンマ系統。

夢特性の所有者はアチャモ系統・キバニア系統・フシデ系統(第6世代)。

また、メガバシャーモもこの特性である。

ポケモンバトルでの素早さは1違うだけでも先攻・後攻が決まってしまう為、その素早さがリスク無しで上昇していく点は評価に値する所。

が、この特性の習得者は元が素早いポケモンが多いのが気になる点。

最終進化系だけ見て一番遅いバシャーモですら素早さ種族値は80。テッカニンに至っては160もある為、無計画にただ素早さを上げるだけでは素早さ過多になりがち。

勿論元が早くて活かせないというわけではないので、その点は勘違いなきよう。

テッカニン・アチャモ系統・フシデ系統はバトンタッチや優秀な積み技を習得できるので、他のポケモンに引き継ぐのが効果的。

自身で素早さを上げすぎて腐ってしまうならば、他のポケモンに活かしてもらうと言う寸法である。

サメハダーは第6世代でメガシンカを獲得した為、任意のタイミングでかそくを切ってメガシンカすることで活かせる。

唯一どちらも出来ないメガヤンマは自力で活かすしかない。

欠点は素早さが上がる以上、相手より遅い事で効果を発揮する技や特性に弱いという事。

特にかそくを積むごとに威力を上げられてしまうジャイロボールや、遅い事が利点になるトリックルーム等は天敵。

また、低耐久やひこう弱点のポケモンが多いので、素早さに関係なく先制でブレイブバードをぶち込んでくるファイアローの存在にも警戒した方が良いだろう。