概要
中国の小説『封神演義』に登場する殷に協力する道士。澠池(メンチ)城の城主。
終盤で猛威を振るった武将の一人で、聞仲と肩を並べる殷の最強格の戦士である。独角烏煙獣という名前の霊獣を従えており、『封神演義』界最速の戦闘速度で次々に周の武将や道士を殺害していった。また、土行孫同様に地中を猛スピードで移動できる
原作においては黄飛虎、崇黒虎を殺害し、土行孫&蝉玉夫婦を討ち取るものの、地中移動中に太公望に動きを見破られ、韋護に叩き殺された。
妻は高蘭英。
藤崎竜版
声:川島得愛
聞仲の腹心の部下。金鰲島出身の道士で、メンチ城の守備担当。若い外見だが年齢は300歳以上。聞仲を誰よりも尊敬している。
崑崙版と形は似ているがより高性能で土を自在に操る宝貝・土竜爪を持ち、高蘭英、烏煙と行動を共にしている。
メンチ城で進軍してきた周軍および崑崙道士と交戦するが、太公望に封神台で聞仲の魂魄と引き合わされ、聞仲に諭されたことで殷陣営から離脱した。
後に聞仲の禁鞭を受け継ぎ、太公望らとともに決戦に臨む。
聞仲が認めるほど実力は確かで土竜爪の能力と妻と烏煙の連携で崑崙側の道士を一気に足止め、特に実力の高い哪吒、楊戩、黄天化の3人とも互角に立ち回っている。
作中で唯一妲己を殴った人物。
最終的には妖怪達をまとめ上げる代表者となる。