概要
といっても13話でナマケルダとホッシーワのおだてに気を良くしたオレスキーが自分を中心にした呼び方で言っているだけであるが…。
しかしプリキュアと敵対する悪の組織の三幹部という伝統は『フレッシュプリキュア!』以来連綿と続いており、この『ハピネスチャージプリキュア!』ではようやくトリオの呼び名が決まったというところか。
ちなみにシルクハットや軍帽などの違いがあるが3人とも帽子を着用している。
最近ではサイアークやチョイアークを使役して不幸のエリアを拡大しようという行為が破壊活動を行う工作員を思わせることから「工作員トリオ」とも呼ばれている。
ちなみに、従来シリーズの三幹部たちの名前や服装に何らかの共通した元ネタが存在するが、オレスキートリオにはそのような共通項は特にない。
これは、本作での幻影帝国の設定が作られるにあたり、まず「サイアークの侵略によって変えられた世界」の様々なイメージボードを美術デザインの増田竜太郎が描き、それを元にして「このような世界を創造しそうな悪役」を考えたからである。
トリオの正体に関する考察
各人の個別の記事を見ればわかるが、オレスキートリオは何かしら辛い過去を持ち、黒幕に洗脳された元人間である可能性が度々示唆されていた。
事実、これまでのプリキュアと敵対していた三幹部も、殆どが悪の親玉に洗脳された人間や妖精というパターンが多く、プリキュアの浄化技によって元の姿に戻った。
だが彼らは、クイーンミラージュやファントムのように浄化技を受けても元の姿に戻ることはなく、そのまま消滅した。
このことから彼らは素体となった人間が別にいて、そこから生み出されたサイアークのような存在かもしれないが、詳細は不明である。
その後、その黒幕と新たに洗脳された者との戦いが始まっているため、オレスキートリオの正体はお預けということになっている。
彼らの正体
49話、後日談にて人間に戻った姿で登場。
オレスキーは警官と思しき姿で、
ホッシーワは保育園か幼稚園の先生として、
ナマケルダは普通の会社員として登場。
だが、増子美代の発言から考えるに、元幹部だとばれているようなので、大丈夫なのか一抹の不安が…。
彼らが幸せな日常を送ることができるよう、祈るばかりである。