郷原忠幸
ごうはらただゆき
概要
甘いマスクと穏やかな言動で人気をはぜる、国土交通省の副大臣を務める男性。
36歳と若いが抜群のリーダーシップと頭の回転の速さからメキメキと頭角を現し、今や知らない者はいない程の大物人物へとのし上がり、庶民派的な人物像から政界や一般の人々からの支持も高い。
また、未確認生命体に関する特例法を“「非人道的な時代遅れのもの」”と称し、とある警官が起こした誤認により未確認ではない普通の人間が射殺されてしまった不祥事を契機に、法改正をやってのけた人物でもある。
その他、『リオネル』というドリンクタイプのサプリメントの開発にも携わっており、そのサプリメントの効果である“有効成分によって気分爽快で笑顔になれる”ともっぱらの評判を託け、リピーターも多い。
しかしその有効成分は彼自身が独自のルートに持ち込んだ未知の物質が使われており、危険性や反対意見を莫大な額のわいろを支払うなどの強引な手段によって抑え込んでの販売に託けたりと、やや強引に事を進めているため、その顔の下にはなにやら胡散臭い一面を持っているかのような部分を持ち合わせているような気配が漂っているが…?
以下、『小説仮面ライダークウガ』の重大なネタバレに付き、閲覧注意‼
彼の経歴は全てでっち上げであり、その正体は嘗てクウガ・プロトタイプに敗れ封印されていたゴ・ガドル・バと双璧、あるいは彼よりも上回る実力を兼ね備えた最強のゴのグロンギ怪人“ゴ・ライオ・ダ”の人間態。
彼の言動や振る舞いも全て演技であり、その本性は残忍にして傲慢。
リント＝人間たちを虫けらの如く見下しており、信じ続けていた者たちをその頂点で裏切る事で、幸せの絶頂から絶望の淵へと叩き込むことを無上の喜びとしているド下衆野郎‼
グロンギ族の中でも1、2を争う策略家でもあり、自分達よりもいち早く現代に復活したメンバーやダグバの敗北を知り、(おそらく)バルバの助言もあって、長い期間を掛けて現在のリント社会を学習する為に記憶喪失を装い、政治界の大物である郷原氏に取り入り、長い期間を掛けてゲゲルの下準備を築き上げていた。
名言はないが、現代のリント社会構造を学習し終え、周りからの一定の信頼と社会的地位を手に入れた後、用無しになった郷原自身の能力で謀殺。
さらにゲゲルの障害や上記の喜びの為に、警官、あるは無関係の男性を(おそらく)自身の能力で操り、未確認生命体と誤認させることにより射殺させ、世論を味方に着けて特例法を改正させるように仕向けるなど狡猾かつ悪辣な男である。
そしてゲゲルの下地を築き上げた彼は、他の2人と自身の体液を仕込んだスマートフォンを使い連絡を取りあい、彼らのゲゲルの準備の手助けをするのと同時に、現在の地位と財力を大判振る舞いして、自身の体液を使って製作した毒薬『リオネル』を一般に広め、着々と自分のゲゲルの下準備を整える為に暗躍する(その為、障害になるゲゲルを失敗した他の2人についての正体を悟られない様に、彼らの正体が発覚しない様に証拠を隠滅するなどの行動を行っていた)。