人物
1960年生まれ。
主にサンライズのアニメーション作品を手がける。
代表作は「機動戦士ガンダムSEED」シリーズ、「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」シリーズなど。
神田武幸を師と仰ぎ、彼の弟子を自称しており、神田が監督を務めた「機甲戦記ドラグナー」では演出も担当している。
ヒロイックかつスタイリッシュアクション演出を得意とし、その動作はひと目見れば彼が演出を手がけた事が分かる程に明確であるが、その一方でアクションの作風が狭いという意見も多い。
その作風は前述の「ドラグナー」や「勇者エクスカイザー」で大張正己とともに培った物であり、そのため、大張の掲げる「オーバリズム」との共通項が随所に見られる。
「新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA」以降自身の監督する作品のシリーズ構成に妻である両澤千晶を添えており、それが批判の的となる事も少なくはない。
同じく交友を持つアニメーターに作画マンの重田智がおり、福田が監督を務めたアニメーション作品では必ずと言って良い程彼を起用している。
以下はその一例
- TVアニメはエンターテイメントである事が第一で、芸術性を持たせる、作家のメッセージ性を強く出すなんてあり得ない。そういうものは小説やドキュメンタリーの仕事
- 今のアニメの技術は落ちたと思う。 全体的に技術面に関し地盤沈下している。きちんとモノ作りをやってきていない。自分の若いころは先輩達に叱られても耐えたが、 今の若い人はそうではない。 先輩達は本当はアニメではなく映画等を作りたかったなどといった向上心があったが、今の若い人達はただアニメを作りたくてアニメをやっている
- 自分はストーリー主義であり、脚本に一番時間をかける。脚本とコンテに時間をかけるため、作画する時間が短くなったりする
- 特定秘密保護法の何が問題なのか自分はわからない。批判的な人達のコメントを読むと思考が太平洋戦争に飛んで行く。法案反対者の顔ぶれは韓国とか中国の国益が大事な皆さんが揃いも揃っている。いまだに太平洋戦争が云々持ち出す文化人の頭は、カビが生えた時代遅れにしか思えない
- 修学旅行の中3、被爆語り部に「死に損ない」
世の中的には、なんて酷いこと言うんだという風潮でしょうが、自分としてはもうそろそろ『人ごと』
になっていいんじゃないかと思ったりもします。
そうやって歴史になってゆくんですから
…まさにサイコパスを絵に描いたような人物である。
そして、脚本には経験をほとんど積んでいない妻の両澤千晶を起用するので、肝心のストーリーの方も大破綻しがち。
そのような理由から二人揃って負債と呼ばれる。
ガンダムSEEDシリーズの批判は彼(と両澤)が原因と言えるものが大半を占めていることからもその人物像が伺える。
そして、声優業界における歩く死亡フラグと言われることもある。
基本的に彼に口出しした声優のキャラは高確率で数話後に死亡が確定する。
それが監督達のお気に入りキャラであってもヘタレにされたりメインを降ろされたりする。
2014年からは、「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」のクリエイティブプロデューサーとし参加している。
クロスアンジュの21話のワンシーンが自爆テロを想起させるとして規制を受けたことで
「今日は腹が立ちました。監督からのご注進で…。久々に机を蹴っ飛ばした」
全くもってとんでもなくばかくさい規制を食らってしまった」
「爆弾を見せないから、何故あそこで爆発があったか分からなかったし、あれじゃあタスクが生きてることになってしまう。酷いセンスだ…」
「おかげで何が有ったのか、前後の繋がりが全く分からない。これを考査で言ってくるセンスが素晴らしすぎて、開いた口がふさがらないわ」
と怒っていた。
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*主な制作作品
監督
演出
クリエイティブプロデューサー