概要
発売元東宝が1963年に製作した特撮映画『海底軍艦』のリメイクだが、「艦首にドリルの付いた旧日本海軍の万能戦艦が超古代文明と戦う」という設定以外は完全な別物。戦艦の名前は「轟天号」ではなく「羅号」。マンダに相当する怪獣は出てこない。
原作として押川春浪もクレジットされているものの、原作小説から取り入れた要素はない。
全3巻の制作が予定され、1996年には第2巻が発売されたが、地空への最終決戦へと向かう直前で打ち切りとなってしまった。
打ち切りの理由は制作会社のフェニックス・エンタテイメントが倒産したためと言われているが実際には同社は2007年ごろまで主にR18のOVAを制作しているため不明。
1997年にはアスキーからセガサターン版ゲームが発売され、こちらで結末が描かれた。
ストーリー
太平洋戦争末期の1945年8月。日本海軍は「地空人」から授かった超科学力を用いて建造した超大和型戦艦「羅号」を外洋に脱出させていた。
しかしその途上でアメリカ海軍が建造したほぼ同等の能力を持つ海底軍艦「リバティ」と激突。刺し違えた両艦は太平洋に没した。
それから50年。南極に現れた巨大な円柱の調査に向かった有坂剛らは円柱からの攻撃を受ける。そこに現れたのは先の大戦で沈没したはずの「羅号」だった。
登場人物
有坂剛(CV:関智一)
日向真鉄(CV:瑳川哲朗)
アネット(CV:岩男潤子)
ドク(CV:近石真介)
アブトゥー(CV:井上喜久子)
ストーナー(CV:井上和彦)
立花昌儀(CV:大塚周夫)
日向正史(CV:松本保典)
ボガード(CV:一条和矢)
サイーブ(CV:水原リン)
ミリアス(CV:室園丈裕)
日野(CV:千葉一伸)
吉岡(CV:落合弘治)
ダニエル浜田(CV:梁田清之)
御子柴一郎(CV:高橋広樹)
管制官(CV:髙嶺巌)
高野(CV:土方優人)
チーフ(CV:小野英昭)
アナウンサー(CV:安井邦彦)
関連タグ
新海底軍艦巨鋼のドラゴンフォース:海底軍艦の名前および主要な設定が共通するが、ストーリーは大幅に異なる。